tondeuse:芝刈り機

日本でしばかりをするのは un conte (昔話) の un vieillard(お爺さん)ですが、ここフランスでは la tondeuse です。(昔話では du gazon(芝生) ではなく、du petit bois(柴:小さな雑木)ですしね・・)手で持つ草刈り機のようなのものから、ちょっとした un tracteur (トラクター)ほどもあるものなど、種類も様々です。tondre は「刈る」という動詞で、我が家の息子達を丸坊主にする時に使うバリカンのことも une tondeuse と言いますが、ちなみにこの「バリカン」はフランスの製造会社 Barriquand et Marre から来ているらしいです。さて、数日前のこと。おやつを食べていたら外がうるさいので出てみると、ブ〜ンとゴ〜ンが混じった轟音。隣に住む大家さんが、大きな tondeuse に乗って、tondre du gazon (芝刈り)中でした。みるみるうちに les pâquerettes も les pissenlits も、すっかり丸坊主になってしまい、トマは «Pourquoi il coupe toutes mes fleurs!»(なんで僕の花全部切っちゃうの!)と半べそ。 がしかし、さすが野の花。またアッという間に元気に伸びてきています。かくありたい、そして日本もそうなって欲しいと願います。
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