cantine

la cantine:学校、会社などの食堂
先週は1週間もこのブログをサボってしまいましたが、それは la cantine のせいなのです。こちらの l’école (maternelle(幼稚園)、primaire(小学校)、le collège(中学校) から lycée(高校))では、le déjeuner(昼食)は家に帰って食べてもよく、そうでない場合はこの la cantine で食べることができます。 我が家の長男トマが l’école maternelle に行き始め、最初慣れるまでとりあえず午前中だけ行かせていたのですが、午後もあるとクラスの子に聞いて、行きたいと言い出しました。慣れない子育てに疲れてきた母は、よし、一日中預かってもらえるぞ、とほくそ笑みながらla maîtresse(先生) に話したら、C'est bien! とニコニコうれしそう。しかし、なんと、 «Mais, il n’y a plus de place à la cantine.» (でも給食は席がもうありません)と言われてしまいました。えっ!?給食無し?フランスは子育て環境が整っていると信じておりましたが、意外な落とし穴が待っていました。トマの l’école は朝 8:45に門が開き、9:00 からクラスが始まります。そして 11:45 にまた門が開くので、低年齢の子など、la matinée(午前中)だけ来る子や、家で le déjeuner (昼食)をとる子の親達が迎えに行き、l’après-midi(午後)も来る子は 14:00 からの la sieste (お昼寝)に間に合うようまた13:50頃やってきます。フランスでは企業でも昼休みが2時間あるところが普通で、職場がそれほど遠くない人は昼休みに家に帰る人も多く、昼間っから皆揃って食事をとり、またそれぞれ学校や仕事に行くという家族も珍しくありません。しかし、トマのl’école は、友達の子どもと同じ所に入れたという事情もあり、大人がさくさく歩いてun quart d’heure (15分)。もれなくルカもついて来るし、わざわざお昼ご飯を食べに帰るのも面倒な距離です。そんな訳で、朝一度帰って、des sandwichs(サンドイッチ)を作り、11:45にお迎えに行き、近くの公園で3人で食べて、そのまま13:45まで遊び、また l’école に連れて行き、ルカと2人で一旦帰り、そしてまた17:00に迎えに行くという、一日に la poussette(ベビーカー)で3往復もする羽目になってしまいました。今の所お天気がいいのが幸いですが、雨が降ったらお休みにするつもりのハメハメハな母です。ところで des sandwichs の中身はというと、du jambon(ハム), des tomates, de la salade, de la terrine(テリーヌ;カモなんかが美味しい!), des œufs durs (ゆで卵), des surimis(カニかまぼこがこんな風に呼ばれてます)なんかが我が家の定番です。la baguette (バゲット、いわゆるフランスパン)は固くて嫌だとトマが言うので、du pain de mie(食パン;日本のより2周りほど小さく、8枚切りよりやや薄いです)を使ったりしていましたが、最近は la mâchoire (あご)が強くなったのか、la baguette でも C'est bon! と言って食べています。ともあれ、vacances に入り、私のベビーカーマラソンも一休み。サンドイッチ作りも一休みです
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