perdre ses dents



先日、家に帰ると、5歳の次男が
“ Maman ! J’ai perdu ma dent ! ” 

と言いいながら l’entrée (玄関) に駆けつけてきました。

dent は「歯」のこと。日本語でも、○○ デンタル・クリニックという l’enseigne (看板) を掲げている les dentistes (歯医者さん) がありますし、デンタルフロス、デンタルリンス等、「デンタル」と言えば「歯」に関することだと分かりますね。

perdre は「無くす」で、つまり次男の1本目の (les dents de lait) 乳歯が抜けたのです!フランス語では、歯が「抜ける」ことを、まるでどっかで落とし物をしたみたいに言うのです。面白いですね。
他にも、
髪の毛が抜けることも “ perdre ses cheveux ” ですし、 
体重が減ることも “ perdre du poids ” と言い、例えば「3キロ痩せた」は
“J’ai perdu trois kilos.” となります。
ちなみに反対は “ prendre du poids ”, 「3キロ太っちゃった!」は
“ J’ai pris trois kilos.” です。  

さて、長男の時は、なかなか抜けない気がして、1本目が抜けた時は、” Enfin ! ” (やっと!) という感じがしましたが、次男は “ Déjà ? ” (もう?) という気がします。でも、よ〜く思い出してみると、実はほとんど同じ年齢の頃。次男はいつまで経っても小さい気がしてしまうのは、 la mère (母親) の感覚でしょうか。

そんな次男は、
“ C’est pratique maintenant, je peux mettre ma paille ici ! ” (便利になっちゃった。ここにストローを入れられるの!)
と、du lait (牛乳) を飲む時、抜けたスペースに la paille (ストロー) を入れてご満悦。

元々、 son sourire (彼の笑顔) は「にこっ」というより、「にやっ」という、なんか企んでいるような感じなのですが、1本前歯がないと、余計に coquin (いたずらっ子) っぽい l’impression (印象) が強まります。 
この先、どんな悪戯をしでかしてくれるのか、楽しみなような、心配なような。
ne pas perdre mon sang-froid (「冷たい血を無くす」=冷静さを失わない) ようにしながら、見守っていきたいと思います。

table de multiplication




長男トマは現在 en deuxième année de l’école primaire (小学2年生) 。 小2と言えば九九、という訳で、毎日がんばって唱えております。
九九を聞いていると、1つの chiffre (数字) に対して複数の prononciation (発音) がある日本語はとても pratique (便利だ) と改めて思います。

フランス語だと、4は quatre、7は sept 以外に読みようがありません。では、les écolier français (フランスの小学生) は、どうやって九九を覚えているのでしょう?そもそも九九ってあるのでしょうか?
   
まず、かけ算のことは、la multiplication と言います。 multiplier「増える」「増殖する」という意味の動詞 の名詞形ですが、例えば、
4 x 5 = 20 は、quatre multiplié par cinq égale vingt. となります。

そして、九九のことは、la table de multiplication (かけ算の表) と言います。 
「回」「度」を表す fois は「倍」の意味もあり、先ほどの la multiplication は、

quatre fois cinq font vingt.  

とも言えます。

また、例えば「それは10倍長い」は 

C’est dix fois plus long. 

と言うことができます。

そして、la table de multiplication の時にも、こちらを使うのです。
= にあたる、font を省略し、

2 x 2 = 4 : deux fois deux, quatre
2 x 3 = 6 : deux fois trois, six
2 x 4 = 8 : deux fois quatre, huit

のように唱えていくのです。我々日本人にとっては、計算を tel quel (そのまま) 言っているようで、覚えにくそうな感じがしますが、comme une chanson (歌のように) 唱えるので覚えられるのだそうです。

ところで、長男のクラスでは、九九検定なるものがあり、1つの段ごとに、「上り九九」「下り九九」「バラ九九」の3つができてようやく合格、となります。

私が小さい頃は、上りだけ覚えさせられたと記憶していますが、それさえもサボっていたので、恥を忍んで白状しますが、6の段以上になると、少々怪しいところがでてきてしまいます・・・。 検定のために毎日家で練習させるのですが、バラ九九となると、聞いているこちらの方が時々目が泳いでしまう有様。
子ども達はこんな親にならないよう、しっかりがんばってもらいたいものです。  

Bonne Année et bonne santé !


Bonne année ! (明けましておめでとうございます)
今年もどうぞよろしくお願い致します。

皆様、どんな le jour de l’An (元旦) をお過ごしになりましたか?
私は、pour la première fois de ma vie (生まれて初めて) 「寝正月」というものを体験しました。

というのも、年末から何だか調子が悪いなと思ったら、la grippe (インフルエンザ) に罹ってしまったからです。
嫌な咳が出るな、と思いつつ、仕事の残っているダンナを家に残し、2人の息子を連れて実家の富山へ向ったのですが、着いた頃にはもう頭がガンガンして熱っぽく、翌日 chez le docteur (お医者さん) へ行ったら、まさかの la grippe ! 

びっくりしたのは、診察後、「では、こちらでお待ち下さい」と la salle de radio (レントゲン室) に隔離され、そこで会計も済ませると、

「向いに薬局があるんですが、処方箋はファックスしときますので、車で待ってて下さい。車は何色ですか?」

ちょっとその辺に行くにも車を使う片田舎でのこと、les patients (患者) は車で来ていること前提ということらしいです。父の車を借りて行っていたので、
「ネズミ色、だったと思います・・・」
とヨレヨレ答えておとなしく車で待つこと数十分、やたら愛想のいい un pharmacien (薬剤師さん) が、たっぷりの des médicaments (薬) を持ってやってきました。もちろん会計も車の窓越し、薬のドライブスルー(?)でしょうか。病人には有り難かったです。

さて、そんな訳で、実家の一部屋に閉じこもり、子ども達の世話も le ménage (掃除) も la cuisine (料理) も les courses (買い物) も le linge (洗濯) も、な〜んにもせずにのんびりと過ごしました。周りには大変迷惑をかけてしまいましたが、la télé (テレビ) も Internet (インターネット) もない部屋で、la neige qui tombe (降り積もる雪) を眺めながら、これは神様が下さった「強制休業」という les étrennes (お年玉) に違いないと、5日間の読書三昧を楽しみ、le rechargement complet (フル充電) と言ったところです。

でも、やはり何と言っても la santé (健康) が一番大切ですね。

Je vous souhaite une bonne année et bonne santé ! 

こもっていた部屋からの景色


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