casque

この度の熊本地震により、お亡くなりになった方々に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

横浜市の l’école primaire (小学校) では、入学の際に家庭で揃える物の1つに、防災頭巾がありましたが、東日本大震災後に見直しがあったのか、l’année dernière (去年) から「タタメット」なるものが新入学児に支給されることになりました。

この春ピカピカの一年生になった我が家の次男の「入学のしおり」に記載のあったこの「タタメット」、名前から、pliable (たためる:plier : たたむ + -able : 〜できる) un casque (ヘルメット) なんだろうと、想像はしてましたが、どんなものだろうと楽しみにしておりました。

そしていよいよ家に持って帰ってきた日。

à première vue (パッと見は) とても compact (コンパクト)。確かに畳んである様子。
可愛いイラストと、大きなひらがなで書かれた le mode d’emploi (使用方法) を見ながら、次男がかぶってみました。小さな手で一生懸命開いて、頭に冠って、au menton (あご) でパチッと留め金を attacher (留める)まで、軽く3分はかかってしまいました。

「こんな呑気なことしてらんないよねえ、もしもの時はさあ。」と次男。

思わず2人で大笑いしてしまいました。6歳児をしてこう言わしめるタタメット、大丈夫なのか?


よく見ると、le mode d’emploi と一緒に、学校からのお手紙があり、何度も家で練習をしてきて下さい、とのこと。 un chronomètre (ストップウォッチ) と一緒に、何度も練習をした結果、なんと en 30 secondes (30秒で) できるようになりました。これで「もしもの時」も何とかなるかと思いますが、そんな日が来ないことを、心から祈ります。

avril

このブログを少々 une pause (休憩) をしているうちに、あっという間に avril (4月) 、cerisier en fleur (桜の花)も満開を過ぎ、すっかり葉桜になってしまいました。 

avril と言えば、フランスにはこんな諺があります。

 En avril, ne te découvre pas d’un fil. En mai, fais ce qu’il te plaît.
 「4月には、糸1本たりとも脱ぐべからず。5月には好きなようにせよ。」

 le printemps (春) は la température (気温) の変化が激しいのは日本もフランスも同じ。暖かな陽射しが降り注いだかと思えば、その直後に du vent frais (冷たい風) が吹いて震え上がったり、la météo (天気予報) を信じて薄着をしてきたら、夜の帰り道は寒くて大後悔、なんてこともありますよね。

 さて、この諺の中の、“ te découvre ” の部分ですが、これは se découvrir という、衣類や帽子を脱ぐという意味の動詞です。命令形なので se が tu (君) に対応する te になり、それの否定形なので、ne と pas で挟んである訳ですね。
 fil は糸のこと。数えられないもの扱いなので、通常は部分冠詞 du と共に使うことが多いですが、ここでは、「糸1本たりとも」という訳で、un fil となっています。

 frileuse (寒がり) の私は、un fil どころか、なかなか les vêtements d’hiver (冬物の衣類) が手放せません。特に le matin et le soir (朝晩) はまだまだ肌寒い日が多いので、皆さんも、薄着はせずに、des accessoires (小物) などで寒さ対策をしてお過ごし下さいませ。 le mois de mai が待ち遠しいですね。

panne de courant


夕べから今朝にかけて、une dépression (低気圧) の影響で、とても激しい雨風でしたね。次男を la crèche (保育園) に送って行き、びしょ濡れになって帰ってきて、我が家の様子がなんだか bizarre (おかしい) と思ったら、なんと une panne de courant (停電) が起きていました。

すっかり冷たくなった la lunette des cabinets (便座) に飛び上がりそうになり、慌てて東京電力に問い合わせたら、どうやら tout le quartier (その界隈一帯) で起きているとのこと。
いつもなら faire le linge (洗濯) や faire le ménage (掃除) などの les travaux ménagers (家事) を済ませてから出勤するのですが、充電式の l’aspirateur (掃除機) をサッとかけるだけで家を出ました。la machine à laver が回っている最中ではなかったのが幸いです。

家から la station de métro (地下鉄の駅) までの sur le chemin (途中) にある une supérette (コンビニ) は真っ暗でしたが、中には結構な人が並び、さながら le marché noir (闇市) の様相を呈していました。les produits surgelés (冷凍食品) や les glaces (アイス) が溶け出さないか、お店の人は気が気ではなかったでしょうね。 
   
私の子どもの頃は、この une panne de courant というのは、かなり頻繁にあったものです。à la campagne (田舎) だったからなのか、そんな époque (時代) だったのかは分かりませんが、食事中やテレビを見ている最中などに、いきなり真っ暗になる、そんなことが珍しいことではなく、我が家の茶の間には、いつも少し大きめの une bougie (ろうそく) と un bougeoir (ろうそく立て) が置いてありました。

慌てず騒がずその la bougie に火を灯し、1つところに家族が集まって l’électricité (電気) が復旧するのを待つのですが、子どもの頃は、なんだかこのドキドキ感がたまらなく、しばらくしてパッとまた de la lumière artificielle (人工的な灯り) が戻ってくると、ちょっと残念な気がすることもありました。母等は les travaux ménagers の手も止まり、イライラ、ハラハラしていたものでしょうけれど。

ちなみに、何故か未だに実家の茶の間には、この une bougie と un bougeoir が置いてあります。もう埃まみれですが、年末に帰ったら、ちょっと掃除してみようかと思い至った、今朝の la panne de courant でした。     

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