glycine:藤

藤の花と言えば、藤娘や藤棚、藤あや子(?)など、和風なイメージですが、フランスでもたくさん植えられていて、今がちょうど花盛り。写真のように、家の壁伝いに植えられていることが多く、街角に良い香りを漂わせています。

その他、春の花と言えば日本でもおなじみの la tulipe (チューリップ)、ゴッホの絵で有名な l’iris (アイリス;アヤメ、花菖蒲の仲間)、フランスの街路樹の代名詞 le marronnier (マロニエ) の花もきれいです。

その中でも、私が好きなのは le pissenlit(たんぽぽ)に混じって公園や庭の芝生の間に咲いている la pâquerette(デージー、ひな菊)。日本でよく見る園芸種よりかなり小ぶりな野生種で、ささやかながらたくましそうなところが何とも言えません。Pâques(復活祭/イースター)の頃に咲くことからこの名がついたとのこと。

今年の復活祭は今週の日曜日、24日です。息子の幼稚園もヴァカンスに入ってしまいました。ようやく慣れてきたところだったので少し残念ですが、1週間海辺の家族のところへ行く友人達の留守宅を預かることになったので、息子達と一日中大きな庭で遊んでいます。今朝はルカがたんぽぽの綿毛を口にぱっくり入れてしまい、本人も私もびっくりでした・・・。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...