la philosophie:哲学


久しぶりに、映画を見てきました。「小さな哲学者たち」 http://tetsugaku-movie.com/ というフランス映画で、パリから60キロほど南東にある街の l’école maternelle (幼稚園) で実際に行われた、4歳から6歳の子ども達に la philosophie の des cours (授業) をするという un projet (プロジェクト) の un documentaire (ドキュメンタリー) です。まだまだ自分の気持ちも上手に言葉では表せないような子ども達が、 «l’amour»(愛) «la mort»(死) «la peur»(恐れ) «la liberté»(自由) «la richesse»(豊かさ)などという、大人にとっても難しいような un sujet (テーマ) について考え、彼らなりの言葉でそれを表し、次第に他の子の意見を聞いてそれに賛同したり、反論したりできるようになっていく姿は、impressionnant (感動的) でした。相手と同じ意見の時は、 «Je suis d’accord avec (人), parce que ...» (私は〜の意見に賛成です。なぜなら・・・)、反対意見の時は «Je ne suis pas d’accord avec (人), parce que ...» (私は〜の意見には反対です。なぜなら・・・)という風に、ちゃんと un débat (議論) になっており、la maîtresse (先生) の指導力に感服です。親として、教育者の端くれとして、いろいろ考えさせられました。折しも今日はトマの5歳の l’anniversaire (誕生日)。私も母親になってようやく5歳です。トマの成長に比べると、親としての進歩は・・・?「小さな哲学者たち」の原題は «Ce n’est qu’un début»「それは始まりに過ぎない」という意味です。私達親子の成長も始まったばかり。明日からまた元気にがんばります。

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