calendrier


早いものでもう le dernier mois de l’année (1年最後の月) ですね。
私のささやかな au début du mois (月の初め) の楽しみは、le calendrier (カレンダー) をめくること。à la fin d’année (年末) にあちらこちらから des calendriers を頂きますが、私は基本的に中身は見ず、chaque mois (毎月)、めくってみて初めて絵柄が分かるようにしてあります。
あと、le calendrier をめくると、何か、こう、また新しい le mois (月) が始まるんだな、というのが感じられるので、ちょっとした気分のリセットにもなります。
なので、le premier du mois (1日) だった昨日、朝から嬉々として toute la maison (家中) の les calendriers をめくって回りました。
すると、その後で les toilettes に入った次男が、
「お母さん大変!トイレのカレンダーが、12月までしかない!!」
と慌てて報告に来ました。
つい先日5歳になったばかりの子どもには、1年は12ヶ月だという概念はまだないんですよね。
「12月が終わるとまた新しい年が始まるんだよ。ほら、来年のカレンダー。」
と、早々に頂いた、きれいなお花の写真の un calendrier を見せると、安心した様子。 

今年も相変わらず慌ただしく、気が付くと年の暮れ。このままバタバタと新年に突入するかと思うと、すでに少々気が重いですが、次男の une grande découverte (大発見) にほっこりさせられた朝でした。

à l’époque de maman


先日、mon mari が仕事先で頂いたと言って、昔懐かしいべっこう飴を持って帰ってきました。
« C’est quoi ? » (何それ? “Qu’est -ce que c’est ?” のくだけた形 ) と寄って来る子ども達。
さっそく1本ずつなめ始めました。しばらくすると、小判の形をしているのを舐めていた長男が

「何か書いてあるよ。何?」と見せにきました。
「『千万両』って書いてあるね。これは昔のお金だよ。」と教えてやると、

「お母さんの時これだった?」
「・・・・」

そう、à l’époque de maman, (お母さんの時代)、 お年玉は小判でした。
って、そんなわけないでしょ!!
横で mon mari は éclater de rire (大笑い) してました。

さすがに小判ではありませんでしたが、à l’époque de maman, 500円は un billet (紙幣) でした。une pièce (硬貨) になったのは確か小学校の中学年の頃。新しいピカピカの des pièces に飛びつく ma grande sœur (姉) とは裏腹に、「将来価値が上がるかもしれないから」と言って、当時の全財産 ¥5,000 を持って la poste (郵便局) に行き、des billets propres (新券) 10枚に change (両替) してもらいました。

Bonne idée (良いアイデア) だと toute fière (誇らしげ) な娘に、「末恐ろしい」と言った mes parents (両親) の気持ちが、今になってよく分かります・・・。今も実家のどこかに、岩倉具視が10人眠っているはず。

でも、ネットで調べてみると、les billets de 500 yens (500円紙幣) は la circulation (流通) の量が多く、それほど昔でもないので、よほど rare (レア) ものの番号でもついていない限り、la valeur faciale (額面の価値) 以上はないそうです。à la banque (銀行) に持って行けば une pièce de 500 yens に交換してもらえますよ、なんていう親切な un conseil (アドヴァイス) も。

¥5,000 としてさっさと使ってしまおうか、悩ましいところです。

description



先日、« Qu’est-ce qu’on va manger ce midi ? » (お昼何食べようか) と大きな声で独り言を言ったら、側にいた4歳の次男が、

「ネズミ色の ちゅるちゅる でさあ、上に海苔かけてさあ、おしょうゆにつけて食べるやつ、あれ、何だっけ・・・?あれが食べたいな〜。」と答えてくれました。

お蕎麦って、地味な食べ物だと思っていましたが、こんな風に言われると、何だかちょっと mignon (可愛らしい) ですよね。次男は、日本語でもフランス語でもまだまだ le vocabulaire (ボキャブラリー) が乏しいのですが、自分の知っている言葉をあれこれ繋いで、自分の言いたいことを伝える能力が最近ぐっと伸びてきていると感じます。

外国語を話す時も、実はこんな力が会話の時にはモノを言います。レッスンの時、Comment dit-on «osechi-ryori» en français? (おせち料理はフランス語で何と言いますか?) や Comment dit-on «koinobori»? などの質問を受けることがありますが、当然のことながら、そもそもフランスに存在しないものは、フランス語にはありません。

そんな時は、自分の持っている le vocabulaire で la description (描写) をするようにしてみましょう。表現力を養うとても良い練習になります。例えばおせち料理なら、« Ce sont des plats traditionnels du Nouvel An au Japon.» といった感じで、単純な言葉で充分伝わるのです。les recettes (レシピ) や les ingrédients (材料) を尋ねられると、私なんて日本語でも言えませんが・・・。

  また、言いたい単語が見つからないで黙ってしまうというのは、誰にでもある経験だと思います。そんな時は、自分の知っている le vocabulaire を総動員して、la description してみましょうさあ、Comment dit-on "衣替え", "単身赴任" ou "紅葉狩り" ? 

自分の言いたいことが全部フランス語でそのまま言えるようなりたい!多くの学習者の方々はそう願っていらっしゃると思います。でも、そのものズバリの単語が全て使いこなせるようになるには、相当の学習時間が必要です。(そんな私ももちろん、日々、努力しております。)それまでは、辞書を上手に使うことも大切ですが、同時に、la description の練習もしてみて下さい。きっと会話力がグッと伸びますよ!

Trop ne vaut rien.


厳しい残暑が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしざんしょ?と、寒〜いオヤジギャグでまずは涼しさをお届けです。

さて、私のささやかな loisir (趣味) は園芸で、les fleurs (花) や les plantes vertes (観葉植物)、les légumes (野菜) などを、家の前のわずかなスペースに des bacs (プランター) を所狭しと置いて楽しんでおります。
プチスイカがなりました


今年は毎年恒例の les petites tomates (プチトマト) だけでなく、le gombo (オクラ) や la pastèque (スイカ) にもチャレンジしてみました。でも、いつもはたくさん実を付ける les petites tomates が、元気がありません。子ども達の大好物でもあるので、今年は植える前にいつもより l’engrais (肥料) も多めに土に混ぜ込み、その後もせっせと米のとぎ汁を撒いたりしていたのに、何か病気にでもなったかしらと、インターネットで調べてみました。

すると、葉っぱの様子などから察するに、なんとそれは「肥料過多」。
思わず、土に混ぜ込もうと思って、une coque (卵の殻) を細かく砕いていた手が止まりました。
Trop ne vaut rien. (過剰は価値がない=過ぎたるは猶及ばざるがごとし) ですね。

実は、今年の夏も ma sœur (姉) に la randonnée (登山) に誘われ、槍ヶ岳に行くことになっていました。普段は相変わらずの運動不足なので、ウォーミングアップのつもりで、近くのスポーツクラブに行って、de la musculation (筋トレ) なぞをやっていたら、数回行った頃、le cou (首) から les épaules (肩)、les omoplates (肩甲骨) にかけて、尋常じゃない痛みが・・・。
これも、Trop ne vaut rien. 
しかも、本末転倒。
結局、タイミング悪くやってきた le typhon (台風) のせいで、槍ヶ岳には近付かず、上高地周辺を散策するに留まりましたが、来年またチャレンジすべく、今度こそちゃんとトレーニングしたいものです。少しずつ、ほどほどに。

les enfants (子ども達) と mon mari (ダンナ) がいない毎日は、自分の時間がた〜っぷりあるので、日頃できないちょっとしたことがサクサクはかどります。例えば les bijoux (アクセサリー) の手入れ。久々に、専用のクロスで、mes bijoux en argent (銀製のアクセサリー) を磨いてみました。
特にお気に入りの un collier (ネックレス) はすっかり黒ずんでしまっていたので、念入りに念入りに。そろそろいい感じかな、あともうちょっと、と思った矢先、
ぷちん。
なんと、la chaîne (チェーン) が切れてしまいました。
またもや、Trop ne vaut rien. 

2週間足らずの les vacances d’été (夏休み) も昨日で終わり。Trop de vacances crée des «bakas» (過ぎたるバカンスはバカを生む;Kyoko作) という訳で、少々ボケッとしておりますが、久しぶりに皆さんに教室でお目にかかるのを楽しみにしております。 

les vacances d’été




すっかりこのブログをサボっている間に、本格的な夏到来、いよいよ長男の les vacances d’été (夏休み) が始まりました。今年も mon mari (ダンナ) が息子2人を連れてフランスに1ヶ月の里帰り、私は束の間の独身生活です。
折しも、Un avion de ligne malaisien (マレーシア航空の飛行機) un missile (ミサイル) で撃ち落とされるという un accident (事故) が起こったばかり。

« Si jamais ça vous arrive, je ne pourrai plus vivre.» (万が一そんなことがあなた達に起こったら、もう私は生きていけない)
というと、
« Nous non plus ! » (僕たちもね) と言って笑い飛ばす mon mari. 
そりゃそうでしょうけど、全然笑えません。

それにしても、家族皆で aller à la plage ou à la piscine (海やプールに行く) とか、近所の公園で du feu d’artifice (花火) をするとか、aller chercher des insectes (虫取りに行く) とか、そんな他愛の無い、いわゆる普通の les vacances d’été の過ごし方というのを一緒にできないことはもちろん、息子達の les souvenirs des vacances d’été (夏休みの思い出) の中に母の姿はないということも、なんだかちょっぴり寂しいです。


でも、dans un mois (一ヶ月後) に一回り大きく成長した姿を見ることを楽しみに、独りの生活を楽しもうと思います。みなさんも、暑さに負けず、楽しい夏をお過ごし下さいませ。

cœur


今朝、次男と le petit-déjeuner (朝ご飯) を食べていると、tout à coup (突然)、
「 おかあさん、口のまわりは、くちびるだよ。」と言い出しました。ふんふん、そうだねと聞いていると、
「くちびるの下は あご、あごの下は くび。」 そして、
「くびの下はね、こころだよ。」と来ました。
んもう、4歳児、朝から母のハートを鷲摑みです♡


さて、これをフランス語で言った場合、次のようになります。

Autour de la bouche, ce sont les lèvres.
Au-dessous des lèvres, c’est le menton et au-dessous du menton, c’est le cou.
Et au-dessous du cou, c’est le cœur.

最後の、le cœur が「こころ」なのですが、実はこの単語は、「心臓」の意味もあるのです。なので、フランス語で言った場合、日本語のような可愛さはなくなってしまうんですね。他にも le cœur には、ハート形はもちろん、les cartes à jouer (トランプ) のハート、les légumes (野菜) や les fruits (果物) の芯という意味もあります。

また、
de tout son cœur と言えば「心を込めて」
apprendre par cœur は「暗記する」
Il est sans cœur. だと「彼は冷酷だ」(sans :〜無し)
 という意味になります。

ちなみに、「〜が痛い」は 「avoir mal à + 体の部分」で表すことができますが、
avoir mal au cœur というのは、「心臓が痛い」ではなく、「気持ちが悪い、吐き気がする」という意味になります。なので、もしもバスや電車の中で « J’ai mal au cœur...» と言っている顔色の悪いフランス人を見かけたら、それは une  crise cardiaque (心臓発作) ではありませんので、une ambulance (救急車) を呼ぶ必要はありません。la fenêtre (窓) を開けるか、un sac en plastique (ビニール袋) でも渡してあげて下さい。

une récompense


先日、長男トマの le cartable (ランドセル) がひっくり返って le contenu (中身) が飛び出していたので、ついでに ses cahiers (ノート) を覗いてみました。すると、le japonais (国語) の le cahier に

「日よう日に ピアノの はっぴょうかいが ありました。」

と作文らしきものが!しかもネタは発表会!!
続きを読んでみると、

「ごほうびが たくさん ありました。1ばんは きょうりゅうの たまごでした。」

une récompense (ご褒美)・・・・。

母の友人が、終わった直後におもちゃとお菓子でできたレイを子ども達の首にかけてくれたのですが、その中にあった、水につけておくと un dinosaure (恐竜) が出てくるという un œuf (卵) がよほど気に入った様子。ちなみに、その次の行にはもう別のことが書かれており、発表会については以上終了。  

「ドキドキしたけどがんばりました。」とか、「はくしゅを してもらって うれしかったです。」とか、そういうのを期待した母が愚かでした。

そして数日後、今後は弟ルカが、un jouet cassé (壊れたおもちゃ) を持って母のところにやってきました。

「これ直してくれたら、ごほうびあげる」

・・・・・。

いつの間に、2人共こんなに matérialiste (物質主義者) になってしまったのでしょう??
育て方を間違えたのでしょうか・・・。

どなたか、うちの息子達の根性をたたき直して下さいませんか?
Je vous donnerai une récompense ! (ご褒美をさしあげますから!)

faire semblant


連休も終わって、久しぶりの登園の朝。4歳の次男ルカが
「ルカは寝てないんだよ。」と訴えました。
確か昨夜母が遅く家に帰った時にはぐっすりと眠っていたはず。

「寝ないで何してたの?」と尋ねると、
「寝たふりしてたの」
「なんで寝たふりしてたの?」
「みんなに起きてるって気が付かれないように」

なんのために??でも、本当だったら相当の役者です。

さて、「ふりをする」はフランス語で faire semblant と言います。そのあとに de を付けて動詞の不定詞をつなげれば、「〜をするふりをする」となるので「寝たふりをする」は « faire semblant de dormir » と言います。

« faire semblant de travailler » (仕事をしているふり) をしてこのブログを読んで下さっているアナタ、ご愛読ありがとうございます!

Quand les poules auront les dents...



前回、 jouer à quatre mains (連弾をする) とうっかり書いてしまったため、「ピアノ弾けるんですね!」などとお声を掛けられて赤面しておりますが、実は子どもの頃バイエルの赤い本さえも終えられずに挫折した、根性無しの débutant(e) (初心者) です。

でもいつかは弾けるようになりたいと心の片隅でずっと思っており、また、子ども達には何か un instrument de musique (楽器) をやらせたいと思っていたので、親子で le piano を始めた訳なのですが、四十の手習いは長続きせず、最近は何かと理由をつけてすっかりサボっております。

発表会では solo (ソロ) もやるトマに、「お母さんは何で1人で出ないの?」と言われてしまい、
「お母さんはいつか弾きたい曲があって、それができるようになったら出るの」
と、私の憧れの、Chopin (ショパン) の Polonaise l'héroique (英雄ポロネーズ) を sur internet (ネットで) 探して聞かせました。




« Quand les poules auront les dents...» (雌鳥に歯が生える頃・・・;つまり、そんな日は来ない)
という la voix off (ナレーション) が聞こえてきそうですが、それはさておき、internet で色々見ていたら、aveugle (盲目) の pianiste, 辻井伸之さんの映像が出てきました。

Chopin の演奏はもちろん、国際コンクールで優勝した時の映像や、2歳の頃の、おもちゃの piano で「ドレミの歌」やら「おもちゃのチャチャチャ」やらを弾く可愛い姿もあり、 息子達も興味津々で、かじりつくように見ておりました。

「この人すごいね!」と目を丸くして言うトマ。
「オレは2歳の時、『おもちゃのチャチャチャ』なんて弾けなかったよ」

そっちかい。

le lendemain matin (翌朝)、わざわざ片付けてあったおもちゃの piano を押し入れから出してきて、「おもちゃのチャチャチャ」を練習しておりました。でも、君にはいつか立派な les dents が生えてくると信じているよ。母も負けないように、そろそろちゃんと練習します。 

trois, quatre !


息子達が le piano を始めて10ヶ月足らず。le mois prochain (来月) いよいよ初めての発表会があります。長男トマは mon mari (ダンナ) と、私は次男ルカとそれぞれ jouer à quatre mains (連弾) をすることになり、もはや家族全員にとってのビッグイベント。特に大きい組み合わせの方は、l’entraînement (練習) にも熱が入る毎日です。

最近、ふと leur entraînement (彼らの練習) を見ていて気が付いたのですが、le début (出だし) の合図の際、mon mari が « trois, quatre » と言っているではありませんか!フランス語でも、やっぱり「3、4」なんですね!

少なくとも私の世代以上の日本人なら、「さんし」と言われると、つい、「いらっしゃ〜い」と言ってしまうところですが、そんなことは通じないんだろうな〜と、変なところで le décalage culturel (文化の違い) を感じている日本人妻です。

でも今はもう文枝です

pollution



Paris の空が大変なことになっています。
à gauche (左側) がお馴染みの la tour Eiffel (エッフェル塔), そして à droite (右側) が la tour Eiffel actuelle (現在のエッフェル塔) です。la pollution de l’air (大気汚染) がひどく、これでは花の都も台無し。
cet hiver (今年の冬) は近年稀に見る暖冬で、le sol (地面) が暖かくなり、l’air (大気) が上昇、そして le vent (風) がない状態が続いた結果、le gaz d’échauffement (排気ガス) などで pollué (汚染された) l’air が停滞してしまったとのこと。 
特に Paris とその周辺の街からなる l’île-de-France と呼ばれる地域では、le gaz d’échauffement から排出される、直径10ミクロンのいわゆる PM10 の大気中の濃度がかなり高くなり、le gouvernement français (フランス政府) もついに動き出しました。
その1つは la circulation alternée です。alterner とは「交替する、代わり合う」という意味の動詞、それの過去分詞の alterné は「交互の」という意味の形容詞になります。つまり、la circulation (交通) を交互にすること。 
Les véhicules aux immatriculations impaires (ナンバープレート(の末尾)が奇数の車)  は les jours impairs (奇数の日) だけ、les immatriculations paires les jours pairs (偶数の日は偶数のナンバープレート) だけが走行を許可される、という走行制限のことで、les motos (バイク) にも適用され、les poids-lourds de plus de 3,5 tonnes (3,5 トン以上のトラック) は日にちにかかわらず走行が禁止。
但し、以下の les véhicules は immatriculations にかかわらず走行することができます。

  • "propres"(きれいな、清潔な) とされている les véhicules électriques (電気自動車), hybrides (ハイブリッド), fonctionnant au gaz (ガス自動車) などのエコカー
  • les voitures transportant au moins trois personnes (3人以上乗車している車)
  • les véhicules d'incendie et de secours (消防車および救急車), d'handicapés (障害者の車), de médicaments (薬を搬送する車), de transport funéraire (葬儀に関する車)
  • les cars (バス), taxis (タクシー), véhicules d'auto-école (教習所の車)
  • les véhicules et engins de chantier (工事用の車両), de dépannage (応急修理車), de déménagement (引っ越し用車両), de nettoiement (清掃車), bennes à ordures(ゴミ収集車), transports de fonds (現金輸送車), de journaux (新聞配達車), postaux (郵便局の車), camions citernes (タンクローリー), camions frigorifiques (冷凍車)
  • Les conducteurs de bus ou de métro (バスや地下鉄の運転手) は通勤のために自家用車を使用してよく、les représentants de commerce (営業職) や les journalistes (ジャーナリスト) などの職業の人も車の使用可能
  • les véhicules immatriculés à l'étranger (外国の ナンバープレートの車)
  • les camionnettes de moins de 3,5 tonnes (3,5 トン以下の小型トラック)


また、許可されていない車は stationner gratuitement (無料で駐車できる) ので、郊外から車で来て、Paris の入り口で停める、ということができます。そして、le métro (地下鉄) や le bus (バス) などの les transports en commun (公共交通機関) や、パリ市のレンタサイクル le Vélib の1日利用が gratuit (無料)。 要はなるべく Paris の中心の les véhicules を減らしたい訳ですね。

また、一般の車も相乗りすれば走行が許可されることから、le covoiturage という新しい言葉も浸透しています。「共同、同時」を表す接頭辞 co-と la voiture (車)、それに「行為、状態」を表す -age をつなげて「相乗り」という意味になっている訳ですね。同乗者を募る le site (ウェブサイト) もあるようです。 

この思い切った規制が功を奏して、la pollution de l’air はかなり改善されたとのこと。18日の火曜日にはすでにこの走行規制は終了したようですが、世界中の des grandes villes (大都市) での la pollution de l’air が年々深刻化する昨今、今後も le ciel de Paris (パリの空) と le gouvernement français の対応を興味深く見守って行こうと思います。

la fermeture de classe



今年はかなりの勢いで la grippe (インフルエンザ) が流行っているようですね。ちなみに「流行」は、ファッションのことを言う場合は (être) à la mode と言いますが、une maladie (病気) の場合は une épidémie と言うので気をつけましょう!例えば、「今 A型インフルエンザが流行っている」は « En ce moment, il y a une épidémie de grippe A. » となります。

さて、我が家の長男の l’école primaire (小学校) でも la grippe で休む子どもがどんどん増えており、先週は同じ la première année (1年生) の別のクラスが la fermeture de classe (学級閉鎖) になりました。うちの子のクラスがいつ fermée (閉鎖) になるかと、「今日は何人お休みだった?」とハラハラしながら尋ねる毎日。我が子が la grippe に罹ることより、学級閉鎖になることを心配している、私って la mère indigne  (ひどい母) ? とエフィでも笑っていたら、日曜日の晩から長男が « J’ai mal à la tête...» (頭が痛い) と言い出し、みるみる熱上昇、見事に la grippe B (B型インフルエンザ) に罹っていました。
il est vacciné (予防接種を受けている) し、いつも外で遊んでるから丈夫だし、la crèche (保育園) の時も罹ったことないし、とたいした根拠もなくどこかで「うちの子は大丈夫」と信じていたのですが、罹る時は罹るものですね。
今日で3日目、今朝はもう37℃台になり、顔色も良くなってきたので、このまま回復してくれることかと思いますが、そうなると l’école (学校) に行けないのがつまらなさそう。「いつ学校に戻れるの?」と聞くので、「金曜日にもう一回お医者さんに行って、もう治ったって言われたら、来週の月曜日から行けるよ」というと、「どうやってもう治ったってわかるの?」と、心配顔。どうやら la narine (鼻の穴) からグリグリやられた、la grippe の検査がよっぽど辛かった様子。ぴーんと来たので、「もう片方の鼻の穴を調べるんだよ」と答えたら、硬直してました。やっぱり、la mère indigne ?

le tricot


寒い日が続いていますね。皆様体調を崩されていませんか?年末年始はいつも以上に慌ただしく、なんだかんだでこのブログもすっかりご無沙汰してしまいました。楽しみに待って下さる皆様方、すみませんでした。そして遅ればせながら、
Je vous souhaite une bonne santé et beaucoup de bonheur pour cette année. (本年のご健康とご多幸をお祈りします) 

さて、寒くなってくると無性に触りたくなるものが、de la laine (毛糸) です。子どもの頃はよく母が des bonnets (帽子) や des pulls (セーター) を編んでくれ、l’école primaire (小学校) の3年生か4年生の頃には、母に習って自分で une écharpe (マフラー) を編んでみた記憶があります。une mercerie (手芸屋さん) へ行って、確かふわふわの黄色の de la laine を選んだのですが、1本の fil (糸) がぐるぐる巻きになって une pelote (毛糸玉) になってる様も面白かったし、そこからつ〜っと引っ張って、2本の des aiguilles (針) でこちゃこちゃしているうちに une forme (形) ができていく un procès (過程) も、大変面白く感じたものです。
自分にも子どもができて、des chaussettes (靴下) やら des bonnets やら編んでやりたいなと思いつつ、そんな時間も気力もないまますでに数年経っていますが、なんだか l’hiver (冬) が来る度、つい、機会があると une mercerie に寄って de la laine をただ眺めていました。
そして cet hiver (今年の冬)。長男が、 après l’école (放課後) お世話になっている学童で習ってきたと言って、« Je veux faire du tricot.» (編み物をやりたい) と言い出しました。そして mon mari (ダンナ)と作ったのがこの "une machine à tricot" (編み機) です。

du carton (段ボール) を丸めて、内側に des baguettes jetables (使い捨て箸=割り箸)を付け、du fil de laine を絡ませていくのです。筒状の une écharpe (マフラー) ができる予定です。

でも、son copain (友達) が指編みで une écharpe を作り始めたと聞き、自分も今度は指編みがしたいと言い出しました。まずは la machine à tricot で作り始めたのを完成させてから、と思い、そう言ったものの、一緒にune mercerie に行って de la laine を選ぶのも楽しいかなと、出掛けたついでに買ってやることになりました。でも、息子が選んだのは、細〜い糸の周りにやたらふわふわが付いている、扱いにくいタイプ。結局私が de A à Z (最初から最後まで) 編む羽目になりました。

でも、思いがけず久々に les aiguilles à tricot (編み針) を手にし、「お母さんすご〜い!!」と目をキラキラさせながら横で見ている息子の笑顔に励まされ、調子に乗って2日で une écharpe を仕上げてしまいました。tous les matins (毎朝) ニコニコしながら autour du cou (首の周り) に巻いて登校していますが、母の fait main (手作り) の物を喜んでくれる時期など、きっとあっと言う間なのでしょうね。横でうらやましそうに見ていた次男にも、何か編んでやろうと思います。           

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