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先日、« Qu’est-ce qu’on va manger ce midi ? » (お昼何食べようか) と大きな声で独り言を言ったら、側にいた4歳の次男が、

「ネズミ色の ちゅるちゅる でさあ、上に海苔かけてさあ、おしょうゆにつけて食べるやつ、あれ、何だっけ・・・?あれが食べたいな〜。」と答えてくれました。

お蕎麦って、地味な食べ物だと思っていましたが、こんな風に言われると、何だかちょっと mignon (可愛らしい) ですよね。次男は、日本語でもフランス語でもまだまだ le vocabulaire (ボキャブラリー) が乏しいのですが、自分の知っている言葉をあれこれ繋いで、自分の言いたいことを伝える能力が最近ぐっと伸びてきていると感じます。

外国語を話す時も、実はこんな力が会話の時にはモノを言います。レッスンの時、Comment dit-on «osechi-ryori» en français? (おせち料理はフランス語で何と言いますか?) や Comment dit-on «koinobori»? などの質問を受けることがありますが、当然のことながら、そもそもフランスに存在しないものは、フランス語にはありません。

そんな時は、自分の持っている le vocabulaire で la description (描写) をするようにしてみましょう。表現力を養うとても良い練習になります。例えばおせち料理なら、« Ce sont des plats traditionnels du Nouvel An au Japon.» といった感じで、単純な言葉で充分伝わるのです。les recettes (レシピ) や les ingrédients (材料) を尋ねられると、私なんて日本語でも言えませんが・・・。

  また、言いたい単語が見つからないで黙ってしまうというのは、誰にでもある経験だと思います。そんな時は、自分の知っている le vocabulaire を総動員して、la description してみましょうさあ、Comment dit-on "衣替え", "単身赴任" ou "紅葉狩り" ? 

自分の言いたいことが全部フランス語でそのまま言えるようなりたい!多くの学習者の方々はそう願っていらっしゃると思います。でも、そのものズバリの単語が全て使いこなせるようになるには、相当の学習時間が必要です。(そんな私ももちろん、日々、努力しております。)それまでは、辞書を上手に使うことも大切ですが、同時に、la description の練習もしてみて下さい。きっと会話力がグッと伸びますよ!

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