le soja


soja :大豆
昨日は節分で、aujourd’hui (今日) から le calendrier (暦) の上では le printemps (春) だそうですが、日本も la France も la vague de froid (寒波) の影響で、まだまだ un froid de canard (厳しい寒さ) が続いていますね。でも子どもは風の子、息子達が通う la crèche (保育園) では、hier (昨日) この寒さの中、外で元気よく豆撒きをしたそうです。その晩遅く帰宅すると、家の前でじゃりっと何かを踏みつぶす感触が。豆撒きをしたんだな、と中に入ると、小オニが2匹平和な寝息を立てておりました。

さて、撒いた豆はもちろん大豆、フランス語では le soja と言います。フランス人は意外と豆好きですが、よく食卓に上るのは、les petits-pois (グリーンピース) や les haricots blancs (白インゲン), les fèves (ソラマメ), 付け合わせと言えば les haricots verts (サヤエンドウ), 名前が面白いのは les mange-tout, mange は食べる、tout は全部という意味で、サヤも中身も全部食べるサヤインゲンのこと。
珍しいところでは les lentilles (レンズ豆) や le pois chiche (ヒヨコ豆) なんかも食べます。de la viande (お肉) と煮込んだり、de la purée purée (ピュレ) にしたりと食べ方は様々ですが、あくまでも塩味で、日本のように甘い味付けにはしません。お土産などで、あんこの入った和菓子などを持っていった場合、うっかり «C’est une pâte de haricot rouge.»(小豆のペーストです) なんて説明したら、 «Euh…je n’ai pas très faim...» (あんまりお腹が空いてません) とか、«Je suis allergique au haricot...»(小豆アレルギーです) などと適当な言い訳を並べて食べてもらえない可能性大です。

フランスにも un gâteau de riz といって、ご飯でできたプリンのようなものがあり、ご丁寧にカラメルソースまでついているのですが、私も初めて見た時には「うへ〜勘弁して」と思ってしまいました。 un préjugé (先入観) を捨てて食べてみると美味しいのですが、フランス人にとって甘いお豆は、日本人にとって甘いご飯ほどの抵抗感のようです。なので、«C’est une pâtisserie traditionnelle du Japon.» (日本の伝統的なお菓子です) くらいの説明にして、まずは食べてもらいましょう。

le soja については、豆そのものを売っているのを見たことはありませんし、食べる人にもお目にかかったことはありませんが、la sauce de soja (醤油) は一般家庭にもかなり普及しており、les pousses / germes de soja (もやし;pousse, germe = 芽) は瓶詰めや缶詰だけでなく生のものも le marché (市場) や le super-marché で買えます。
お豆腐も bio (有機) 食品を取り扱っている売り場やお店では見かけるようになりました。mon mari (ダンナ) を始め、日本に住んでいるフランス人は枝豆も納豆も好きな人が多いので、そのうちフランスでヒットするかもしれませんね。老後はフランスの la campagne (田舎) で枝豆栽培というのもいいかも・・・?  
lentilles 
pois chiche

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