des boutons:吹き出物


暑くなってくると、 les enfants en bas âge(幼児)は des boutons de transpiration (あせも:des boutons は「吹き出物」、transpiraion は「汗」)やら l'impetigo(とびひ)やらというトラブルとの戦いで、dermathologue(皮膚科医)にお世話になる機会が増えてきます。

今年は暑くなるのが早かったので、ルカは mi-juin (6月半ば)からすでに des boutons de transpiration だらけになっています。そして先日、脇腹や腕の内側にぽちぽちができているのを発見。家にある育児書やネットで調べ、保育園でも聞いてみたら、その正体はどうやら「水いぼ」。

オヤジの足にでもできそうなネーミングですが、実は乳幼児特有のウイルス性皮膚疾患で、水泡が破けるとその中の le virus が飛び散り、どんどん増えていくという恐ろしいイボ。しかも、la pommade(塗り薬)や les médicaments(飲み薬)などはなく、la pincette(ピンセット)でイボを1つ1つつまんで取り除くという、およそ21世紀の日本とは思えないような le traitement(治療法)が一般的とのこと。

もちろん相当痛いらしく、ネット上でも、泣きわめく子どもを押させつけて大変だったとか、そんな話ばかり。とは言っても、どんどん増えては困るので、dermathologue の友人の la clinique(クリニック)へ連れて行きました。

l'anesthesie(麻酔)もできるけど、1時間かかると言われ、鬼母は sans hésiter (躊躇なく)「そのままやっちゃって」と答えてしまいました。でもルカは ”Qu'est-ce que vous me faites?!”(何するんだよ?!)といった顔で体をよじらせるものの、泣く気配はありません。結局10個あまりぶちぶち取ってもらいましたが、涙はゼロ。

でも最後は la salle d'attente(待合室)にあったミニカーを手放したくなくて、大泣きしながら la clinique を後にしました。我慢強いのか、鈍いのかは分かりませんが、我が家の次男坊、なかなかのツワモノです。
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