le feu d’artifice :花火


今週の木曜日は 7月14日でした。日本では「パリ祭」の名で知られていますが、 フランスでは単に «le quatorze juillet» (7月14日)と呼ばれる Fête Nationale (国祭日) です。映画『QUATORZE JUILLET』(1933年 監督 René Clair (ルネ・クレール) に「巴里祭」という邦題が付けられたことから、日本ではこの名称が定着したようですが、確かに「7月14日」というタイトルでは映画は当たらなかったでしょうね。 le 14 juillet の前夜にはパリだけでなくフランス各地で un feu d’artifice (花火) や un bal (ダンスパーティー) が行われます。フランスの夏は夜9時を回っても空が明るいので、一体いつ花火を上げるのだろうかと思っていたら、今年のパリの開始時刻は 22:30 のようでした。良い子は寝る時間ですね。フランスでは日本のような手持ち花火を見かけませんが、暗くなるのが遅いから子どもの遊びとして一般的ではないのでしょう。à la place (その代わり)と言ってはなんですが、特に les adolescents (青少年) は昼間っから le pétard (爆竹) をパンパン鳴らして大人や les chiens (犬) を嫌がらせています。 今年のパリの le bouquet final (フィナーレ, 最後に打ち上げる大花火)の映像を添付します。同じ花火でも、お国柄が出ますね。「たまや〜」というより、 «Bravo!» という感じです。
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