randonnée


今年の夏は mon mari (ダンナ)と mes fils (息子達) がフランスに里帰りをしており、célibataire (独身) 生活を満喫しております。

そして先日は la randonnée (登山) に挑戦!

生まれて初めての立山登山に行ってきました。ご存知の方も多くなってきたと思いますが、私の生まれ故郷は富山。富山県民はたいがい小学校6年生の夏に立山登山をしているらしいのですが、なぜか私の出た l’école primaire (小学校) ではこの行事が行われず、mes parents (親) に連れて行ってもらうこともなく、いつも横浜市歌を歌えない横浜市民のような肩身の狭い思いをしてました。これでようやく胸を張って富山県人を語れます。

それにしても、趣味は le marathon (マラソン)と la randonnée (登山)という姉に、帰省ついでにと誘われ、 mes fils がいないこの夏がチャンスだと一緒に行くことにしたのですが、普段は平地でも15分歩くと息が上がってしまうような、筋金入りの運動不足。しかも立山は des écoliers (小学生) も行くとは言え、3000 m 級の山々が連なる所。手を使ってよじ登る岩場もあり、頭の中では「ファイトー!いっぱーっつ!」のCMがしょっちゅう流れていました。

体中が pousser des cris (悲鳴を上げる) ような3日間でしたが、お天気にも恵まれ、les voitures (車) の音からも、le portable (携帯) の電波からも離れた、普段とは全く違う les paysages (景色) の中で、高山植物はもちろん、雷鳥のつがいや満天の星空も見ることができ、心も体もすっかりリフレッシュすることができました。


岩の間から健気に咲くちんぐるま

そして今回感じたのは、la randonnée と語学学習はとても似ているということ。
山では、いつも足元を見て一歩一歩 des pas (歩み) を進めて行かなければなりません。そして時々ふっと頭を上げると、さっきまで見えていなかった le sommet (山頂) が見えたり、逆に下の les paysages がパノラマのように見えたり、そして下りた時に「ああ、あんな所まで行ったのだ!」とようやく客観的に達成感を得られたりします。

語学学習においても、それは同じこと。コツコツと単語やら表現やら文法事項やらを1つ1つ覚えて、時々ふっと頭を上げてみたら別の景色が見えて、そして、やっと le sommet に辿り着いたと思ったら、また後ろにもっとすごい山が聳えていて愕然とするなんてことも。
でも、道中は辛くても、楽しいから続ける。それも le point commun (共通点) かもしれませんね。


コツコツと一歩ずつ。そんなことを最近はずいぶんサボっているなと、少々反省。これを機に体も頭も鍛えようと気持ちを新たにさせられました。でも、もう少し、涼しくなってから・・・。
山頂にある雄山神社


お祓いをしてもらえ、なんとお神酒も。



横浜は猛暑ですが、立山にはまだ雪がたくさん残っています






下山途中のみくりが池に映る雄山
姉は剣岳にも登頂。私は下の山荘でお留守番

高山に茂るハイマツの、松ぼっくりの赤ちゃん

岩の間を雪解け水が流れ

うちの実家の側に来る頃にはこんなに大きな黒部川に











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