montrer l’exemple :お手本を見せる


les enfants en bas âge (幼児) が二人もいる我が家は、気をつけていないと en un rien de temps (あっと言う間に) おもちゃが散乱して、足の踏み場もなくなってしまいます。

数日前も、le salon (リビング) が des cubes (積み木), des legos (レゴ), de petites voitures (ミニカー) といった des jouets (おもちゃ) に占領されていました。
そんな散らかった le salon で、最近ごっこ遊びが好きなトマが「保育園ごっこしよう。トマが先生でお母さんが子どもね」 と言うので、「先生はまずお片づけのお手本を見せて下さい」と言うと「先生はお手本じゃなくて、絵本とか紙芝居を見せるんだよ」と、絵本を取りに行ってしまいました。

ところで、「お手本を見せる」は «montrer l’exemple», ごっこ遊びは «jouer à 〜» と言います。例えば「ままごと」は «jouer à la dinette»,「お店屋さんごっこ」は «jouer à la marchande»,「お医者さんごっこ」は «jouer au docteur», 他には «jouer au papa et à la maman»「パパママごっこ(?)」なんてのもあります。

先日、よく聞いてみると、「〜ごっこ」ではなく「〜ぼっこ」と言っているのに気がつきました。「ひなたぼっこ」と混じっているのでしょうか。セロハンテープのこともセロタンテープと言うのですが、この手の言い間違いは可愛いので、直さずに放ってあります。さて、明日は何ぼっこをして遊ぼうかな。

l’eau gazeuse:発泡水


暑くなってくると、なぜかシュワシュワとした l’eau gazeuse が飲みたくなります。先日炭酸には疲労回復の効能もあるという l’article (新聞記事) も見つけました。日本ではどこかこじゃれたイメージがあり、ちょっと高級な les alimentations importées (輸入食材) も置いているような le supermarché (スーパー) でしかお見かけしないこの l’eau gazeuse ですが、フランスではとても一般的で、どんな le supermarché でも複数の marques (メーカー) の色々な大きさの les bouteilles (ボトル) を置いています。

 au café (カフェ) や au restaurant (レストラン) でも « de l'eau minérale, s’il vous plaît» (ミネラルウォーターを下さい) と頼むと、必ず «plate ou gazeuse?» (普通の?発砲水?) と聞かれるので、シュワシュワが苦手な人は «l’eau plate, s’il vous plaît» と言いましょう。

この春は異常気象で、我々がいた4月5月もすでにかなり暑い日が多く、よくこの l’eau gazeuse を飲んでいました。トマはこの水を l’eau qui pique (辛い水; piquer は刺す、ひりひりする、という意味) と呼んで全く飲もうとしないのですが、何でも触りたい、食べてみたい年頃のルカがどうしても欲しがることがあります。

いくら言葉で説明してもまだ分からない年齢なので、一度飲ませて分からせようとしたところ、一口飲んだ途端まるで l’électrochoc (電気ショック) を受けたように手をぶるぶるさせて、顔を引きつらせてしまいました。しかし、これで思い知ったかと思いきや、なんとおかわりをねだるではありませんか!今でも時々欲しがってはぶるぶるしています。maso (マゾ) でしょうか・・・。

un couteau:ナイフ


先週の金曜は mon mari (ダンナ)の l’anniversaire (誕生日)でした。フランスで二人のお友達の la fête d’anniversaire (誕生日パーティ) に参加し、« On va faire la fête pour papa au Japon! » (日本に帰ったらパパのお誕生会をしようね!) と楽しみにしていたトマは、impatient (待ちきれない) 様子、前日に « Papa, bon anniversaire pour demain! »(パパ、明日お誕生日おめでとう!) とフライング。
当日は «♫Joyeux anniversaire papa♫» (ハッピーバースデー) と張り切って歌い、des bougies (ろうそく) をパパの代わりに吹き消したりと、誰の l’anniversaire か分からないくらい大はしゃぎ。

毎年 un cadeau (プレゼント) には悩まされますが、今年はフランスで laguiole (ライヨールまたはラギヨールと発音します) という有名な coutelier (ナイフメーカー) の un couteau (ナイフ) を買っておきました。なぜかフランス人は les couteaux が大好きで、贈り物として使われることも多いのですが、その場合、贈られた人は贈った人に une pièce (コイン) を渡す une coutume (習わし) があります。 二人の間を裂かないように、le couteau では切れない une pièce を返すとのこと。un billet (紙幣)ではダメらしいです。mon mari も100円玉をくれました。なんとか縁は切れずに済みそうです。

un trou :穴

長男トマは今いろいろなことが気になるらしく、しょっちゅう des questions (質問) を投げかけてきます。去年は pourquoi? (なぜ?) の年頃で、« Pourquoi il pleut? » (どうして雨が降るの?) や、« Pourquoi maman n’a pas de zizi? » (どうしてお母さんにはおチンチンがないの?)などという pourquoi? から始まる questions を毎日のようにしていましたが、最近は « Comment on fait pour devenir maîtresse? » (どうやって先生になるの?;un maître は小学校や幼稚園の先生のこと。女性形は une maîtresse ですが「愛人」の意味もあります) や、« Comment on fait un livre? » (本ってどうやって作るの?) といった類いの questions をするようになりました。そして先日、« Les yeux, c’est un trou? » (目って穴?) と聞かれてしまいました。う〜ん。4歳児に分かるような説明募集中です。

la conjonctivite

la conjonctivite:結膜炎

先週から子ども達は la crèche (保育園) に行き始め、下のルカはやはり疲れもあるのか、お約束の鼻水と咳が出始めました。そして日曜あたりから目やにもたくさん出るようになり、少し気になったので par précaution (念のため)月曜日に近所の chez l’ophtalmologiste (眼科医;日常会話では l’ophtalmo と略すことが多いです)に連れて行きました。

すると診断は la conjonctivite。un virus (ウイルス) によるものか des microbes (細菌) によるものか、可能性は moitié-moitié (半分半分) とのことで、「viral (ウイルス性のもの) だと contagieux (伝染する) ので、保育園は2、3日休ませて下さい」と、いとも簡単に言われてしまいました。

「かもしれない、で2、3日も急に仕事を休めると思ってんの!?ワーキングマザーをなめるんじゃないわよ!」と le sous-titre (字幕スーパー) が出ていたかもしれませんが、ここはぐっとこらえて、les gouttes (目薬) の l’ordonnance (処方箋) をもらって la pharmacie (薬局) に寄って帰ってきました。

そして次の日、la crèche では涼しい顔をして「流行性だと困るので、とりあえず今日は一日様子をみます」と伝え、le virus の仕業ではないことを祈りつつ les gouttes をきちんと差したところ、あっという間にきれいになりました。 おかげさまで、無事に登園できています。
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