まだまだ朝晩冷え込むことはありますが、かなり le printemps (春) らしくなってきましたね。le froid (寒さ) が苦手な私にはうれしいことですが、le printemps と言えば la pollen (花粉)、この la saison (季節) が苦手という方も多いのではないでしょうか。かく言う私もその1人、実は écolière (小学生;男性形は écolier ) の頃から悩まされています。かかりつけの le docteur (お医者さん) に「大人になったら治るよ」と言われて早数十年。恐らくまだ大人になりきっていないのでしょう。
la France に留学中は全く symptôme (症状) が出ず、帰ってきてからしばらくは軽かったのでこのまま治るかと期待していたのですが、体質は変わらないのか、ここ数年また le nez (鼻) と les yeux (目;単数は un œil, 複数になると des yeux と形がすっかり変わります) がムズムズするようになってきました。
さて「花粉症」という言葉そのものはフランスにはありませんが、l’allergie aux pollens (花粉アレルギー)、もしくは形容詞を使って « être allergique aux pollens » (花粉アレルギーです) という言い方をします。 le Japon にきて、allergique aux pollens になってしまう des Français (フランス人) も意外と多いようで、エフィにも鼻声を出している先生がいます。少々気の毒ですが、これも « Si tu es à Rome, vis comme les Romains.» (ローマではローマ人のように暮らさねばならない=郷に入りては郷に従え) でしょうか。« Si tu es au Japon, vis comme les Japonais.» ですね。
ところで、我が家でも、2歳の次男のルカが la semaine dernière (先週) あたりから毎朝目やにを出し、鼻水をたらしています。la toux (咳) や de la fièvre (熱) といった風邪の les symptômes はないので、鼻を拭いてやりながら「ルカは花粉症なのかなあ」と独り言のように言うと、「うん、ルカくん、かぷんちょ!」とうれしそうに答えてくれました。もうしばらく辛い季節が続きますが、全国のかぷんちょの皆様、お大事になさって下さい。