先日、土曜日の朝、次男を la crèche (保育園) に送って行ったら、des corbeaux (カラス) のけたたましい le cri (鳴き声) が園庭に響いています。
どうやら、業者さんが、園庭にできていた un nid (巣) を駆除している様子。ふと周りを見渡すと、la crèche の le toit (屋根) にはもちろん、園庭の木々、そして隣の un collège (中学校) の le toit の上でも、夥しい数の les corbeaux が怒りの le cri をあげており、まるでヒッチコックの世界。
「ずいぶん怒ってるね。誰でも自分の家を壊されたら怒るよね」と、息子に話し掛けると、
「カラスがあのおじさん達のおうち壊しちゃったから、おじさん達が怒ってカラスのおうち壊してるの?」
と次男。
う〜ん。そうきたか。
子どもの世界、特に男の子の間では、やられたら la vengeance (仕返し) をする、というのが日常なのでしょうね。子どもの安全を考えれば、le nid の駆除はありがたいですが、カラスにしてみれば、何のいわれもなくいきなり自宅を破壊され、furieux (激怒、怒り心頭) といったところでしょうか。
住処を奪われた les corbeaux が、comme vengeance (仕返しとして) 駆除をして下さったおじさん達の家を壊しに行かないことを願います・・・。