le goûter:おやつ



le goûter は子どもにとって4つ目の大事な le repas (食事)です。日本でおやつと言えば3時ですが、フランスでは quatre heures (4時)、Il a mis son quatre-heures dans son sac. (彼はかばんにおやつを入れた)のように、4時=おやつという意味にもなっています。

でも、日本の保育園と違って l’école で le goûter が出されることは一切なく、cinq heures (5時)に終わってから食べるので、フランスの子ども達は燃費のいい体になっているのかもしれません。
我が家のトマは、初めの頃は迎えに行くともう飢餓状態で、la fatigue(疲れ)+ la faim(空腹)= la mauvaise humeur(不機嫌)で途中の公園で泣き叫んだりと大変でしたが(それにしても子どもは、なぜ疲れたり空腹だったりする時に、ぎりぎり残っているエネルギーを無駄に消費してしまうのでしょう?そこが子どもなんでしょうけど・・)だんだん慣れてきました。

さて、フランスの le goûter の定番はと言えば、やはり les biscuits (ビスケット) や le chocolat (チョコ), les fruits (果物) です。まだ1歳になるかならないかの、離乳食を食べているような赤ちゃんも le chocolat がべったりの les biscuits や le gâteau chocolat を食べていたりして、かなりびっくりしました。la digestion (消化), les carie (虫歯)や l’obésité (肥満) など心配ですが、こちらのお母さん達はあまり気に留める様子もないようです。

我が家の息子達のお気に入りは la compote。フルーツパーラーで出てきそうな、いわゆるコンポート、果物の砂糖煮とはちょっと違って、とろとろの、果物の purée (ピュレ)のようなものです。yaourt (ヨーグルト)のように小さなカップに入っている物や、日本でよくあるゼリー飲料のように、キャップをぐるっと回して開けると直接飲めるような物もあり、持ち運びに便利です。

la pomme (りんご)  が基本で、それに la poire (洋梨) や la banane (バナナ), les fraises (イチゴ)、l’abricot (アプリコット) や le pruneau (干しプルーン)なんかが混じっていたりします。我が家ではなるべく sans sucres ajoutés (糖分無添加)や allégée en sucres (糖分控えめ) と書かれたものを選ぶようにしていますが、それでも信じられないくらい甘いものが多いのは、もともとの果物の甘さが強いのでしょうか。

ところで、昨日は母の晩酌のおつまみ用に買った les fèves grillées salées (ソラマメの塩煎り(?) を試しにやってみたら、二人とも大喜び。辛党間違い無し、さっそく将来が楽しみの母です。
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