bonnes résolutions

早いもので1月も半ばとなりました。遅ればせながら明けましておめでとうございます。新しい年も素晴らしい年になりますこと、お祈り致します。
Je vous souhaite une belle et heureuse année 2020. 

年の始めには、いわゆる de bonnes résolutions を決めるのがフランスでの une coutume (習わし) です。 une résolution とは「決意、決心」のこと。新しい年に取り組みたいこと、逆に辞めたいことなどを考えて決めることです。

これは日本でもやりますね。
私も à l’école primaire, au collège (小学生・中学校で) の冬休みの宿題の定番で、しかも中学生の時には l’envoyer au professeur par la poste pendant les vacances (冬休み中に先生に郵送するというのが la condition (条件) でした。
確か先生のご自宅に送っていたはずですが、今では考えられませんよね。休み中にも関わらず correction (添削) する先生も大変だったと思います。

それはさておき。去年、いや、ここ数年を振り返ってみると、反省することが山積み。今年こそは!と思う年の始めでございます。それを踏まえるような踏まえないような、今年の de bonnes résolutions はこんな感じです。

    • faire du sport une fois par semaine (週に1回スポーツをする)
    • lire deux livres par mois (月に2冊本を読む)
    • ne pas regarder mon smartphone une heure avant de me coucher (寝る1時間前はスマホを見ない)
    • essayer de garder la bonne humeur (機嫌よくいるよう心がける)


心身の健康を第一に、今年も頑張っていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い致します。

égalité hommes-femmes


先日、Maison franco-japonaise (日仏会館) 主催の concours de français (フランス語コンクール) がありました。

今年で12回目を迎えるこのスピーチコンテストは、le niveau intermédiaire (中級) と le niveau supérieur (上級) の2つの部門があり、毎回それぞれにle sujet (テーマ) が設けられています。

今年は le intermédiaire が
Qu’attendez-vous de l’ère Reiwa ? (「令和」時代にあなたは何を期待しますか?)、
le niveau supérieur は
L’égalité hommes-femmes au Japon. (日本における男女平等について) でした。

今年は72名の応募があったそうですが、厳しい書類審査を経て、EFYから2名の finalistes (決勝進出者) が出たので、私も応援に駆けつけました。今回の finalistes は intermédiaire が6名、supérieur が9名の、合わせて15名。ちなみにefy生の2人は共にsupérieur へのエントリーで、1人は日本フランコフォニー推進評議会賞、もう1人は最優秀賞である日仏会館理事長賞に輝きました。大変嬉しく、また誇らしい気持ちでいっぱいです。

また、私自身、様々な des avis (意見), des points de vue (視点・観点) を聞いて、大変刺激を受けました。そして、改めて、外国語を学ぶことは、異なる文化、様々な考え方に触れるきっかけとなり、視野を広げることに繋がると実感しました。外国、特に欧米諸国を礼賛するということではなく、自分の常識は世界の常識ではない、世の中には色々な人がいるのだ、ということを肌で感じることで、本当にそれでいいのか?このままでいいのか?と、些細なことにも疑問を持ち、改善、向上を試みることが、より良い未来を作るのではないかと思っています。日本国内はもちろん、世界規模で解決しなくてはならない問題が山積みの現代。一人一人が当事者意識を持って、小さなことからでも改善していくことを願っています。

さて、今回の le niveau supérieur のテーマ、L’égalité hommes-femmes au Japon.

「男女平等」という le slogan (スローガン) が声高に唱えられた時期を経て、今や当たり前の概念になっている気にさせられますが、女性の社会進出が OECD 29 ヶ国で 28 位( 2017 年)という現状を考えれば、日本には今だに根強い男尊女卑があることを思い知らされます。

コンクールでは、女性側からの des affirmations (主張) が多いかと思いきや、les finalistes の中に、エフィ生も含め2名の男性がいて、男性側の意識にも変化が起きていることに、une surprise (驚き) と un soulagement (安堵) を覚えました。
les congés parentaux (育児休暇), l'ordre de succession au trône (皇位継承問題), les inégalités de salaires (賃金格差), などに始まり、日常の何気無い言動の中にも、男女不平等に対する無意識下の意識があることを考えさせられる内容もありました。

私自身は、本当は息子が欲しかった父から、comme un garçon (男の子のように) 育てられたため、子どもの頃から「女の子だから」「女の子なのに」という類のことは言われた記憶がありません。それは今思えばかなり有り難いことだったのだと思います。親世代の意識が変わることで、社会が少しずつ変わって行くのかもしれませんね。

また、一般的に男性よりも女性の方が語学が得意な人が多いと言われ、実際に語学を活かした職種で活躍する女性は多いような気がします。

Les langues étrangères peuvent être une arme pour les femmes. (語学は女性の武器になる)

私の周りにも、この武器を活かして闘っている女性がたくさんいます。

des touristes étrangers (外国人旅行客) だけでなく、des résidents étrangers (外国人居住者) が益々増えることが予想されるこれからの日本で、la mondialisation (グローバル化) が進む世界で、しなやかな強さと確かな語学力を持って活躍する女性が増えることを期待します。

regret


旅行好きの父が、先月、ついに遥か遠くに旅立ってしまいました。仏検直前という時期に、急な休講などで大変ご迷惑をお掛けしましたこと、改めてお詫び申し上げます。

奇しくも、その日は l’anniversaire de mon mari (ダンナの誕生日)。contre (反対) とも pour (賛成) だとも言わせる隙を与えずに le mariage (結婚) を決めてしまった娘に対する、最後の la résistance (抵抗) だったのかもしれません。

これからは chaque année (毎年) こんな声が聞こえそうです。
「オレの命日にダンナの誕生祝いなんかやってんじゃないよ」

depuis quelques années (数年前から) 体のあちらこちらに les uns après les autres (次々と) les cancers (ガン) が見つかり、闘病生活をしておりましたし、そもそも un certain âge (それなりの年齢) でしたので、dans un avenir proche (近い将来) こんな日が来ることは覚悟をしていました。

とは言うものの、4月には最後の力を振り絞り、 son dernier voyage à l’étranger (最後の海外旅行) と称して Paris と Londres に行ってきたばかりでしたし、5月の連休に帰った時にはまだ自宅で日常生活を送っていたので、まだまだ大丈夫だと思っていた為、正直なところ、心の準備はあまりできていませんでした。

逆に言うと、あまり長い間苦しむこともなかったですし、最後まで父らしく過ごしていたので、喜ぶべきことなのかもしれません。

ただ、そう思うようにしてみても、親不孝者の娘は le regret (後悔) ばかりです。

J’aurais dû aller le voir plus souvent. (もっと頻繁に会いに行けば良かった)
J’aurais dû lui dire des mots plus gentils. (もっと優しい言葉をかければ良かった)

 “J’aurais dû …” は「~ねばならない」を表す動詞、devoir の条件法過去を使って、「~すべきだったのにしなかった、できなかった 」という後悔を表す言い方です。

でも、quelques jours avant sa mort (亡くなる数日前)、病院で付き添っていた ma sœur (姉) にこう言ったそうです。

「楽しい人生だった。一片の悔いもない。」
フランス語にすると、こんな感じが一番近いでしょうか。

“ J’ai eu une vie bien agréable. Je n’ai aucun regret.”

“aucun” は「どんな〇〇も、一つの〇〇も(ない)」という否定の形容詞です。形容詞なので、後に来る名詞が女性形の場合は “aucune” と女性形になります。

父なりに、色々と苦労もあっただろうし、もっとやりたかったこともあったに違いありません。

でも、それら全てを受け入れて、自分の中で消化し、人生の最期の時にこんな風に言えるのは本当に素晴らしいし、娘としても嬉しく、一人の人間として羨ましいです。

「かく生きよ。」” Que tu vives ainsi.”

そんな大きな宿題を課された気がします。

「やった後悔はだんだん小さくなるけれど、やらなかった後悔はだんだん大きくなる」

そんな言葉もどこかで聞いたことがあります。確かにそうかもしれません。

思い通りになることの方が少ないかもしれないけれど、一度きりの人生、regret のないように生きたいものですね。

dernier

いよいよ平成が終わりますね。
昨年の秋あたりから巷で大流行りなのが「平成最後の〇〇」。

今週は私も ”Aujourd’hui, c’est le dernier cours de Heisei.” (今日は平成最後のレッスンです) などと言いながらレッスンをしております。

le dernier と言われると、なんだかムズムズしてしまうのが人の la psychologie (心理) でしょうか。

そんな訳でもう一つ、le dernier blog de Heisei (平成最後のブログ) を書かせて頂きます。  

さて、「最後」は フランス語で dernier ですが、 この語は形容詞なので、男性名詞につけば dernier, 女性名詞につけば dernière, 複数形にはそれぞれ -s がつく、というように形が変化します。  
例えば
「平成最後の春」は le dernier printemps de Heisei ですが、
「平成最後の週」は la dernière semaine de Heisei,
「平成最後の宿題」は les derniers devoirs de Heisei,
そして「平成最後の夏休み」は les dernières vacances d’été de Heisei, 
のように、それぞれ名詞の性と数に一致させます。 

そしてさらに、この語は位置によって意味が変わるので注意が必要です。
例えば、先ほどの le dernier printemps を名詞と順番を逆にして le printemps dernier にすると「去年の春」、 同様に、la dernière semaine を la semaine dernière にすると、「先週」という意味になってしまいます。

つまり、この dernier という形容詞は、名詞の前につけると「最後の」ですが、名詞の後に来ると、「すぐ前の」という意味になるのです。前者の反対語は premier なのに対し、後者の反対語は prochain という対応だと思えばわかりやすいでしょうか。

例えばこんな感じです。
 la dernière semaine (最後の週) ↔︎ la première semaine (最初の週)
 la semaine dernière (先週) ↔︎ la semaine prochaine (来週)   

 そんな訳で、例えば「去年息子は小学校6年生 (最終学年) だった 」は
 “ L’année dernière, mon fils était en dernière année de l’école primaire.” となります。
ややこしいですね。 

さてさて、それではこの辺で、le dernier blog de Heisei を終えたいと思います。 le premier blog de Reiwa もお楽しみに!

un incendie

Notre Dame est en feu ! (ノートルダムが燃えています!) 

月曜日、パリの la cathédrale de Notre-Dame (ノートルダム大聖堂) で大きな un incendie (火災) が起きました。夜を徹する消火活動の末、ようやく火曜の朝に鎮火されましたが、un bâtiment saint (神聖な建築物) であるだけでなく、un symbole de Paris (パリのシンボル) , un symbole de la France (フランスのシンボル) であり、850年の歴史を誇る、それ自体かけがえのない une œuvre d’art (美術作品) であるこの la cathédrale がここまでの un dégât (被害) を受けたことに、les Parisiens, les Parisiennes (パリ市民) のみならず、多くのフランス人、そして世界中の人々がショックを受けていることと思います。 

もちろん、私自身何度か足を運んだ場所なので、les flammes (炎) が上がる映像に目を疑ったと同時に、大きな衝撃を受けましたが、死傷者が出なかったこと、la structure (構造部分) は倒壊を免れたこと、les trésors (宝物) は無事に安全な場所に運び出されたことに少しホッとしました。ちなみに、les trésors の中には、la sainte Couronne (イエス・キリストが十字架にかけられた際に被っていたとされるいばらの冠), la tunique de saint Louis (ルイ9世がこのいばらの冠をパリに持ち帰った際に着ていたとされる上着) , un morceau de la Croix (キリストがかけられた十字架の一部) や un clou de la Passion (キリストが十字架にはりつけにされた際に使用された釘) などが含まれるそうです。 一体どんな物なのか、これもちょっと、気になりますね。

 Le président Emmanuel Macron (エマニュエル・マクロン大統領) は ”Nous rebâtirons la cathédrale Notre-Dame plus belle encore.” (我々はノートル・ダム大聖堂を、さらに美しく再建する) 、”d’ici cinq années” (5年以内に)、 と話しており、すでに des fortunes françaises 仏富豪や企業、行政機関が相次いで支援を表明し、les dons 寄付金の総額はおよそ7億ユーロ(約880億円)に達しているとのこと。こうしてこのブログを更新している間にも世界中から les dons が集まっていることでしょう。

 ただ、これらの企業には des réductions d’impôts de 60 % (60%の減税) という優遇措置があるそうで、それに対しての批判も噴出しています。富の不平等と低所得者層の窮状に注目が集まるフランスでは、その一部が貧困層支援に使われるべきではないかとの声が上がっているようで、その批判を受けて、税額控除の権利を放棄すると表明する企業も出てきています。 個人的には、こんなに短期間でこれほどの巨額の資金が集まったことに、この la Notre-Dame が人々にとっていかに大切な存在であるかがうかがえ、単純に感動し、分裂気味のフランス社会が再び la solidarité (連帯感) を持つきっかけになってくれたらいいなと思っていたのですが、なかなか難しいですね。 

また、5年というのは難しく、数十年はかかる、との専門家からの指摘もあるようですが、le premier ministre (首相) の Édouard Philippe は17日、la flèche qui s’est effondrée (崩壊した尖塔) の再建用デザインを世界中の建築家から公募する計画を発表しました。 巨額の富がどのように使われるのか、la reconstruction (再建) には何年かかるのか、そしてどんなデザインになるのかわかりませんが、とにかく首を長くして待ちたいと思います。

la nouvelle ère


いよいよ le nom de la nouvelle ère impériale (新しい元号) が発表されましたね。

それぞれフランス語にすると、

「令」: «agréable» ou «ordre» 
「和」: «harmonie» ou «paix» 

といったところでしょうか。



『厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望と共にそれぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい。』

と、le premier ministre Abé (安倍総理大臣) が le conférence de presse (記者会見) で話していました。

" Le printemps vient après l'hiver sévère." (厳しい冬の後に、春は来る)


確かにそうですね。
ここ数日寒い日が続きますが、皆さまの元に素敵な春が訪れること、そして、新しい時代が l'espoir (希望) に満ちたものであることを祈ります。 

le japonisme

珍しくフランスに行ったのに、ネタが la lunette だけでは寂しいので、 
再び、今更ながらのフランスのお話です。
久しぶりのフランスには、所々に le Japon が溢れていました。

シャツの特徴としてこれは・・・

子ども達に欲しいか聞いたら「いらない」と即答されたTシャツ


味わい深いのもあります


靴下 ご贈答用でしょうか




カッコイイのか悪いのか、ちょっとよくわかりません・・

別のお店。なぜか命令形
私の愛飲する bière も極度乾燥

結構いいお値段です



私が学生時代を過ごした20数年前にも、街で日本語の表記を多少は見かけることがありましたが、それはどちらかというと l’exotisme (エキゾチスム・異国趣味) によるものようででした。それに対し、現在は日本語の表記が cool (カッコイイ) とみなされているようです。日本人としては嬉しいことですね。
日本でも、英語やフランス語が書かれた des tee-shirts (Tシャツ) des sacs (カバン) des boutiques (お店), des emballages (包装) partout (至る所) にありますが、des anglophones (英語話者) des francophones (フランス語話者) はこんな気分で見ているのでしょうか。
日本びいきの方がフランスにも増えていると見えて、la culture japonaise (日本文化) を紹介したり体験できたりするイベントも多いようです。

このような、いわゆる「日本趣味」は le japonisme といい、19世紀にヨーロッパ中で大流行しました。Claude Monet (クロード・モネ)  Vincent Van Gogh (ゴッホ) のような les peintres (画家) les estampes (浮世絵) を収集したり、reproduire (模写) したりしたことは有名ですが、現在でも、例えば Louis Vuitton damier : ダミエのシリーズは市松模様に l’inspiration (インスピレーション・着想) を得ているそうで、la culture japonaise は世界的にも様々な分野で影響を与え続けていると言えるでしょう。なんだか誇らしいですね。 


幼い頃から la culture européenne (ヨーロッパ文化に憧れて、渡仏までしてしまった私ですが、de l’extérieur (外から眺めてみると、逆に自分の国の良さが見えたものです。son propre pays (自分の国), sa propre culture (自分の文化のことは、普段はあまり意識しないで過ごしがちではないかと思います。今一度、足元を見つめ直すのもいいかもしれませんね。最近、長男に勧められて戦国武将の物語にはまっている私ですが、今年の学びの秋の le sujet (テーマは、la culture japonaise, l’histoire japonaise (日本史にしようかなと思っております。

おまけの photos 


日本食屋さん、お寿司も丼も、なんでもありです
おにぎりが可愛いです

懐かしい!!
空港の売店にあった柔道の雑誌
フランスでもブームは去りつつあるのでしょうか 
かなり値引きされてます (涙)

lunette

もう9月も終わりますね。そんな今頃 les vacances d’été (夏休み) の話ですみません。今年の夏は久しぶりにフランスに行ってきました。2011年の le tremblement du terre (地震・震災) 以来なので、実に7年ぶりだったのですが、まず最初に「あ、フランスに来たんだな」と感じたのが、à l’aéroport (空港) les toilettes (トイレ) に入った時。
座るところに、アレがないんです! la lunette (便座) が!


一般家庭用の les toilettes にはもちろんありますが、les lieux publics (公共の場所) un café (カフェ) などでは、ただぽっかり un trou () があり、le couvercle (ふた) はもちろん、la lunette もないことがよくあります。そもそも日本のものより高さがあることが多いので、少々 les cuisses (太もも) が辛いことも・・・。フランスの人々は密かに毎日 le squat (スクワット) をして鍛えているのでしょうか。

ちなみに、「メガネ」のことも les lunettes と言いますが、こちらは droite () gauche () と二つ les verres (レンズ) があるので常に複数形です。ちなみに les toilettes も一つでも必ず複数形ですね。 そして、便座の方は la lunette des cabines la lunette des toilettes と言うこともあります。


それにしても日本の les toilettes は本当に confortable (快適) だなあと、つくづく思った久々のフランスでの vacances でした。ようやく朝晩は涼しくなり、la lunette のひんやりした肌触りに秋を感じるこの頃。そろそろ la lunette chauffante (温熱便座) にスイッチを入れようかと思っています。久々のブログがこんなネタですみません。     

grand changement

エフィを開校して10年になります。そんな節目の年に、期せずして le déménagement (引っ越し・移転) をすることになったこの春。新しい教室に移ってもうすぐ2ヶ月になります。もう随分前からここにいる感じがして、まだ2ヶ月しか経っていないなんてちょっと信じられないのですが、この春は身辺に色々なことがありすぎて、la notion du temps (時間の感覚) がおかしくなっているような気がします。
本当に、公私共に大変なことがたくさんありました。自分一人では抱えきれず、投げ出したくなることもありました。でもたくさんの人に支えられ、なんとか乗り切れたこと、心から感謝しています。les mots d’encouragements (励ましの言葉)les mots de sympathie (共感の言葉)、そっと見守ってくれる目。そんな小さな支えも、大きなエネルギーになりました。

そんな時にふと出会った言葉があります。

「大変」というのは、grand (大きい) changer (変わる) の組み合わせ。「大変」な時
は、大きく変わる、変えるチャンスだと思ってかんばろう。

自分の身に降りかかった des problèmes, des difficultés, des ennuis (大変なこと) を恨んで、des plaintes, des mécontentements (不平不満) を言っていても始まらない。これはune chance, une opportunité (チャンス) だと思って、とにかく前を向いて歩いて行こう。そんな気にさせられました。

実はまた次々と un grand changement がやってきており、ついつい下を向いてしまうのですが、度重なる des catastrophes naturelles (自然災害) で大変な思いをされている方々を思うと、そんな甘えたことは言っていられないと反省させられます。自然の力の偉大さ、恐ろしさに言葉もありませんが、どんな些細なことでもいいので、被災地の皆さんに、un bon changement (良い変化) が訪れることを切に祈ります。そして、私も前を向いて頑張って行こうと思います。

la nouvelle EFY (新しいエフィ) もどうぞよろしくお願い致します。






cauchemar


 日曜日、上野の科学博物館へ「古代アンデス文明展」を見に行ってきました。

子ども達が Les mystérieuses cités d’or (日本名:「太陽の子エステバン」直訳:「謎の黄金都市」) という、la civilisation des Andes (アンデス文明) を題材にしたフランスの古い les dessins animés (アニメ) が好きなので、興味を持つかと思ったのです。

 案の定、les masques en or (金のマスク) や l’écriture (文字) の代わりに les informations (情報) を残し、伝えるために使った les nœuds (結び目) などに興味津々。

les momies (ミイラ) や les crânes (頭蓋骨) などもあったため、怖がらないか少々心配でしたが、平気そうだったので、大きくなったもんだとホッとしておりました。

でも、 le lendemain matin(翌朝)、次男が、
「昨日は、ミイラとかガイコツの夢を見るんじゃないかって心配で、なかなか眠れなかったよ」

と言うので、やっぱり怖かったんだなと思いつつ、
「で、大丈夫だった?何の夢見たの?」
と尋ねると、

「宣伝ばっかりやってたから、夢なんか見れなかった」

「宣伝??何の宣伝?」

「『ミイラ展ですよ〜。面白いから見ていって〜!』とか、『ガイコツ安いよ〜。1ついかがですか〜?』とか、そういうやつ」


 ぷぷぷ。結局バッチリ見てんじゃん、夢。

 でも、des cauchemars (悪夢) ではなく、本人は怖い思いをしなかったようなので、よかったことにしましょう。   

 ご興味のある方は、2/18までなので、お急ぎ下さいませ。des cauchemars か des publicités (宣伝) 見ちゃうかもしれませんが・・・。

https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2017/andes/

communication

遅ればせながら、
Je vous souhaite une bonne et heureuse année 2018 ! 
(2018年が皆様にとって良い年でありますように)

さて、仕事柄なのか、la communication (コミュニケーション) の大切さ、難しさについて考えることが多いです。

une île inhabitée (無人島) にたった一人で暮らす訳でない限り、生きていく上で indispensable (必要不可欠) なのことではないでしょうか。

どんなに腕のいい un médecin (医者) でも、les patients (患者) や les infirmières (看護師) との la communication がうまくできなければ、良い médecin とは言えないと思います。

また、もちろん分野にもよりますが、世の中で高く評価されるのは、きちんと挨拶ができるとか、誰にでも気持ちの良い話し方ができる、そして「ホウレンソウ:報告・連絡・相談」がきちんとできる、communication 能力が高い人だと、人事関係の仕事をしている友人が言っていました。特に組織の中ではそうでしょう。

la communication というのは、communiquer:伝える、知らせる、共にさせる、通じる、といった意味の動詞の名詞形です。les sentiments (感情) や les informations (情報) を伝える l’outil (道具) は、やはり la langue (言語) , les mots (言葉)ですね。

でも、同じことを言っても、その la manière de dire (言い方) ひとつで、相手を喜ばせたり、不愉快にさせたりするもの。 

年末年始に la ville natale (生まれ故郷) に里帰りをされ、une fête des anciens camarades de classe (同級会) で懐かしい再会を楽しまれたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
気心の知れた les camarades (仲間) とのおしゃべりは大変楽しいものですが、本人は近況報告のつもりが、聞く方には une vantardise (自慢話) や une plainte (愚痴) に聞こえてしまうこと、また、そうならないように気を遣って疲れてしまうこともあるかもしれませんね。

また、子どもの頃に、お正月の親族が集まる席で大人達に何気なく言われた一言で、深い傷を負ってしまった、という経験も聞いたことがあります。自分が大人になった今、気をつけないといけないな、と思います。
フランス語にも、「からかう」意味の taquiner という動詞があります。悪意はなく、親しみを込めてからかうことなのですが、これも、場合によっては人を不愉快にさせたり、傷つけたりしてしまうものでしょう。

また、逆に、同じことを言われても、自分の la condition physique et morale (心身の状態) 次第で、受け止め方が全然違うとも言えるかと思います。

人と人との une bonne relation (良い関係) を築く une clé (カギ) となり、と同時に壊してしまう危険もある、この la communication. 

自分が発信する時には、受け止められ方に気をつけて、今一度、les mots, les paroles (言葉) の持つ力、大切さについて考えないといけないと、言語を扱う仕事をするものとして、そしてこの社会に生きる一人の人間として、考えた新年の始まりでした。そして、自分は何でも素直に受け止められるよう、なるべくいつも良い la condition physique et morale でいたいなとも思います。


今年も皆様が良い communication をされますように。

escroquerie

小学2年の次男が、どこかで「オレオレ詐欺」という言葉を覚えてきました。   
「『オレオレ詐欺』ってさあ、『先週もらったお小遣いの1000円、なくしちゃったからまたちょうだい』とか、そういうやつだよね?」
いいえ、それはただのドラ息子です。

さて、「オレオレ詐欺」も、昨今 variation (バリエーション) が増えて、今では「特殊詐欺」と呼ぶそうですね。「詐欺」はフランス語で l’escroquerie と言います。詐欺をする人、つまり「詐欺師」のことは un escroc, 「金品をだまし取る」という意味の動詞は escroquer で、例えば次のような使い方ができます。
 C’est un escroc. Il escroque tout le monde. (彼は詐欺師だ。誰かれなくだまし歩いている)
 
「だまし取られた」という受け身の形で言いたい時には、se faire を使って、  
Il s’est fait escroquer. (彼はだまされた)
のように言うことができます。 

一方、金品に関わらない、もっと広い意味での「だます」場合は tromper を使います。こちらは「だます」だけでなく、
Elle a trompé la confiance de ses parents. (彼女は両親の信頼を裏切った)
のように「期待や信頼などを裏切る」という意味や、
Il a bu de l’eau pour tromper sa faim. (彼は空腹を紛らわすために水を飲んだ)
のように、「欲求などをごまかす」という意味でも使うことができます。
また、ll a trompé sa femme. (彼は浮気をした)
という使い方もできます。

さらに、この tromper を se tromper と代名動詞にすると、「間違える」という意味になります。自分で自分を騙すことが、間違えるという意味になるのが面白いですね。動詞の後に de + 無冠詞の名詞をつけて次のように使います。  
Je me suis trompé de date. (日にちを間違えた)
Je me suis trompé de route. (道を間違えた)

でも、例えばフランス語を話したり書いたりする際に「間違う」ことは、
J’ai fait une faute d’orthographe. (スペルミスをした)
J’ai fait beaucoup de fautes dans la dictée. (書き取りでたくさん間違えた) 
のように、faire une faute と言います。

色々と使い分けるのは難しいですね。

でも、何事も On fait des progrès en faisant des fautes. (間違えながら上達する) ものですから、これからも頑張っていきましょう!

journal intime


先日、息子達と un centre commercial (ショッピング・センター) へ行ったところ、小2の次男が 
« Je voudrais un cahier. » (ノートが欲しい) 
と言うので、une papeterie (文房具店) へ入りました。

l’école (学校) で使うノートは足りているはずなので、どんなノートが要るのか聞いたら、

「人生で起きたことを、忘れないように書いておくためのノートが欲しい」
とのこと。

あのぅ、それは、世間一般で言うところの「日記」ですかね・・・。 

結局、la couverture (表紙) も自分で作りたいからと、le plus simple possible (できるだけシンプルなもの) を選び、ご満悦で家に帰りました。

ところで、「日記」はフランス語で、le journal intime と言います。
le journal は「新聞」と覚えていらっしゃる方は多いと思いますが、 実は「日記」という意味もあるのです。intime は「親密な」や「私的な」という意味で、le journal だけでも充分なのですが、intime をつけると、より一層、「自分のためにつける日記」という意味合いが強くなります。

また、日記を「つける」と言いたい時には、écrire ではなく、tenir le journal と言います。
フランス語学習は、単語・表現や文法、動詞の活用など、覚えることが多くて、インプットに偏りがちですが、習ったことを出すアウトプットも大切なので、tenir son journal intime はお勧めの学習法です。たった一言でも、その日にしたこと、明日の予定などを l’agenda (手帳) に書いてみるのも良いですね。

さて、我が家の次男の le journal はというと、
« Finalement, ja vais écrire une histoire. »「やっぱりお話書くことにする」

と言って、une aventure d’un inventeur anglais (イギリス人発明家の冒険) の une histoire (お話) を書き始めました。まるで le journal のように、avant de se coucher (寝る前に) 少しずつ書いているのですが、親バカ母は今から仕上がりが楽しみです。さあて、いつになるやら・・・・。

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