casque

この度の熊本地震により、お亡くなりになった方々に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

横浜市の l’école primaire (小学校) では、入学の際に家庭で揃える物の1つに、防災頭巾がありましたが、東日本大震災後に見直しがあったのか、l’année dernière (去年) から「タタメット」なるものが新入学児に支給されることになりました。

この春ピカピカの一年生になった我が家の次男の「入学のしおり」に記載のあったこの「タタメット」、名前から、pliable (たためる:plier : たたむ + -able : 〜できる) un casque (ヘルメット) なんだろうと、想像はしてましたが、どんなものだろうと楽しみにしておりました。

そしていよいよ家に持って帰ってきた日。

à première vue (パッと見は) とても compact (コンパクト)。確かに畳んである様子。
可愛いイラストと、大きなひらがなで書かれた le mode d’emploi (使用方法) を見ながら、次男がかぶってみました。小さな手で一生懸命開いて、頭に冠って、au menton (あご) でパチッと留め金を attacher (留める)まで、軽く3分はかかってしまいました。

「こんな呑気なことしてらんないよねえ、もしもの時はさあ。」と次男。

思わず2人で大笑いしてしまいました。6歳児をしてこう言わしめるタタメット、大丈夫なのか?


よく見ると、le mode d’emploi と一緒に、学校からのお手紙があり、何度も家で練習をしてきて下さい、とのこと。 un chronomètre (ストップウォッチ) と一緒に、何度も練習をした結果、なんと en 30 secondes (30秒で) できるようになりました。これで「もしもの時」も何とかなるかと思いますが、そんな日が来ないことを、心から祈ります。

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