faire semblant


連休も終わって、久しぶりの登園の朝。4歳の次男ルカが
「ルカは寝てないんだよ。」と訴えました。
確か昨夜母が遅く家に帰った時にはぐっすりと眠っていたはず。

「寝ないで何してたの?」と尋ねると、
「寝たふりしてたの」
「なんで寝たふりしてたの?」
「みんなに起きてるって気が付かれないように」

なんのために??でも、本当だったら相当の役者です。

さて、「ふりをする」はフランス語で faire semblant と言います。そのあとに de を付けて動詞の不定詞をつなげれば、「〜をするふりをする」となるので「寝たふりをする」は « faire semblant de dormir » と言います。

« faire semblant de travailler » (仕事をしているふり) をしてこのブログを読んで下さっているアナタ、ご愛読ありがとうございます!

Quand les poules auront les dents...



前回、 jouer à quatre mains (連弾をする) とうっかり書いてしまったため、「ピアノ弾けるんですね!」などとお声を掛けられて赤面しておりますが、実は子どもの頃バイエルの赤い本さえも終えられずに挫折した、根性無しの débutant(e) (初心者) です。

でもいつかは弾けるようになりたいと心の片隅でずっと思っており、また、子ども達には何か un instrument de musique (楽器) をやらせたいと思っていたので、親子で le piano を始めた訳なのですが、四十の手習いは長続きせず、最近は何かと理由をつけてすっかりサボっております。

発表会では solo (ソロ) もやるトマに、「お母さんは何で1人で出ないの?」と言われてしまい、
「お母さんはいつか弾きたい曲があって、それができるようになったら出るの」
と、私の憧れの、Chopin (ショパン) の Polonaise l'héroique (英雄ポロネーズ) を sur internet (ネットで) 探して聞かせました。




« Quand les poules auront les dents...» (雌鳥に歯が生える頃・・・;つまり、そんな日は来ない)
という la voix off (ナレーション) が聞こえてきそうですが、それはさておき、internet で色々見ていたら、aveugle (盲目) の pianiste, 辻井伸之さんの映像が出てきました。

Chopin の演奏はもちろん、国際コンクールで優勝した時の映像や、2歳の頃の、おもちゃの piano で「ドレミの歌」やら「おもちゃのチャチャチャ」やらを弾く可愛い姿もあり、 息子達も興味津々で、かじりつくように見ておりました。

「この人すごいね!」と目を丸くして言うトマ。
「オレは2歳の時、『おもちゃのチャチャチャ』なんて弾けなかったよ」

そっちかい。

le lendemain matin (翌朝)、わざわざ片付けてあったおもちゃの piano を押し入れから出してきて、「おもちゃのチャチャチャ」を練習しておりました。でも、君にはいつか立派な les dents が生えてくると信じているよ。母も負けないように、そろそろちゃんと練習します。 

trois, quatre !


息子達が le piano を始めて10ヶ月足らず。le mois prochain (来月) いよいよ初めての発表会があります。長男トマは mon mari (ダンナ) と、私は次男ルカとそれぞれ jouer à quatre mains (連弾) をすることになり、もはや家族全員にとってのビッグイベント。特に大きい組み合わせの方は、l’entraînement (練習) にも熱が入る毎日です。

最近、ふと leur entraînement (彼らの練習) を見ていて気が付いたのですが、le début (出だし) の合図の際、mon mari が « trois, quatre » と言っているではありませんか!フランス語でも、やっぱり「3、4」なんですね!

少なくとも私の世代以上の日本人なら、「さんし」と言われると、つい、「いらっしゃ〜い」と言ってしまうところですが、そんなことは通じないんだろうな〜と、変なところで le décalage culturel (文化の違い) を感じている日本人妻です。

でも今はもう文枝です

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