l’hélicoptère



少々ネタが古くなってしまいましたが、先日、ついに元オウム真理教信者の高橋容疑者が逮捕されました。彼の実家が私達が住んでいる横浜市港北区にあるとかで、 l’arrestation (逮捕) の数日前の vendredi (金曜日)、うちの方でも la police (警察) の un hélicoptère (ヘリコプター) がぐるぐる回っており、子ども達の la crèche (保育園) でも大騒ぎだったようで、 le lendemain matin (翌日の朝)、トマがこう話してくれました。
« Hier, l’hélicoptère de la police est arrivé à la crèche ! Ils sont venus cherchent monsieur Takahashi. Ils le cherchent depuis longtemps. A la crèche, tout le monde courrait en disant ; Ce n’est pas moi ! »「昨日保育園に警察のヘリコプターが来たんだよ!高橋さんていう人を探しに来たの。もうずいぶん前から探してるんだって。保育園じゃ、みんな「オレじゃない〜」って、走って逃げてたんだよ!」  
社会を震撼させた un attentat (テロ事件) の un criminel dangereux (凶悪犯) も、保育園児に語らせると、何だか大人の cache-cache (かくれんぼ) のようです。しかも、トマのクラスの les camarades (同級生) に高橋さんと高橋くんが1人ずついるので、余計に大騒ぎだった様子。
それにしても、どんな un criminel dangereux にも、我が家の子ども達のような、あどけなく純粋な une enfance (子供時代) があったはず。一体何がきっかけで、道を踏み違えるのか、未だ若葉マークの取れない母としては、戸惑うばかりです。もちろん、全てが les parents (親) の la responsabilité (責任) ではなく、置かれた l’environnement (環境)、成長過程で出会う人々など、色んな l’influence (影響) があるでしょう。社会が成熟するに伴い、そこに暮らす人々の生活も複雑になり、des crimes (犯罪) も複雑化する傾向にあります。富山の à la campagne (田舎) でのんびりした une enfance を送った身としては、横浜のような une grande ville (大都市) で子ども達を育てることに不安も感じることも。相変わらず仕事中心の生活で、「育てている」というより、「育ってくれている」という方が近い毎日。これからどんな風に成長するのか、楽しみの方がもちろん大きいですが、親としての責務の大きさも改めて感じさせられております。
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