mouchoir


秋はイベント満載で、あっという間に11月になってしまいました。
そして一昨日は次男の l’excursion (遠足)。行き先は l’acquarium (水族館)、1年生になって初めての l’excursion で、やはり楽しみだったのでしょうね、夜私が家に帰ったら、すでに son sac à dos (リュック) に ses affaires (荷物) を用意していました。

でも、la poche extérieure (外側のポケット) がやけにパンパンなので、何が入っているのだろうと開けてみると、何と、une boîte de kleenex (ティッシュの箱) が丸ごと入っていました。確かにしおりの「持ち物」のところには「ティッシュ」と書いてあるけれど、enrhumé (風邪を引いている) わけでも、allérgique aux pollens (花粉症) でもないし・・・。すぐに un paquet de mouchoirs (ポケットティッシュを1パック) 出してやりました。

さて、ティッシュのことは、les kleenex もしくは les mouchoirs と言い、前者は登録商標ですが、メーカーに関わらず、一般的な語として使われています。そして le mouchoir というのは、moucher (洟をかむ) という動詞から来ている言葉で、 元々ハンカチを指します。なので、ティッシュのことは、布製のハンカチと区別するために、des mouchoirs de papier (papier : 紙) ということもあります。


日本では、à la sortie d’une gare (駅の出入口) などで des mouchoirs を配っていますが、フランスではそのような光景は全く見られません。日本では、la tombola (福引) の le lot de consolation (残念賞) でもよくもらえるので、フランスに着いたばかりの頃は「ティッシュを買わなくてはならないなんて!」と少々ショックでしたが、厚手でしっかりしていて、開封口がシール式になっていたり、デザインがオシャレなものなんかもあるので、original (ちょっと変わった) お土産としても面白いかもしれません。皆さんも、次のご旅行の際には、日本からは le minimum (最小限) しか持って行かず、現地調達されてみてはいかがでしょう?
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