le sapin de Noël



le sapin de Noël:クリスマスツリー

もうすぐ子ども達が楽しみにしている Noël (クリスマス)、我が家にもささやかながら un sapin de Noël を飾りました。まずは une guirlande qui clignote (ピカピカするライト)と des rubans (リボン) を巻き付けて、de petites cloches (小さな鈴)、de petites boules rouges (小さな赤い玉)、des anges (天使) や un bonhomme de neige (雪だるま) などをぶらさげて、てっぺんには une grande étoile dorée (大きな金色の星)、そして最後に du coton (綿) をちぎって de la neige (雪) のようにちりばめました。今年はなかなかの出来映えと満足しつつ la guirlande の la prise (コンセント) をさしてみたら、des ampoules (電球) が une sur trois (3つに1つ) くらいしか付きません。もう10年近く使っているので、そろそろ買い替えようかとも思いましたが、今年は何と言っても「節電」。このまま節電ツリーでいくことにしました。ちなみにフランスには「節電」にあたる言葉はありませんが、日本同様 1973年の le choc pétrolier (オイルショック) の際に les économies d'énergie (エネルギーの節約=省エネ) という言葉が使われ、その後は特に 90年代 le réchauffement climatique (地球温暖化) を受けて再び見直されました。日本には昔から「もったいない」という言葉もあります。Un bonheur vient parfois d’un malheur. (災い転じて福となす) となることを願い、災いをきっかけに暮らし方を見直し、本当の豊かさとは何かを考える日々です。



protecteur / parents


トマが描いたルカ
protecteur / parents:保護者

au mois d’octobre (10月) に5歳になったトマは、この頃 des lettres (文字) を書くことにとても興味があります。いろんな物に l’alphabet (アルファベット), ひらがな、カタカナで自分や弟ルカの les prénoms((下の)名前) を書いたり、ただひたすら les chiffres (数字) と des lettres を何かの裏紙に書いたりしています。やはりひらがなは難しく、「ま」の輪っかが à l’envers (反対向き) だったり横棒が3つだったり、「か」の右肩に点々が2つ付いていたりするのですが、それもご愛嬌。本人の la motivation (やる気) を見守っている母です。そして先日、何やらごちゃごちゃと書いた une feuille de papier (紙切れ) を持ってきて、 «Tu sais ce que c’est?»(これ何だか知ってる?) と言うので、 «Je ne sais pas. Qu’est-ce que c’est?» (知らない。何それ?) と尋ねると、「ほごしゃのてがみ」とトマ。「『ほごしゃ』って何だか知ってる?」と聞くとやはり «Je ne sais pas.» (知らない)。「『ほごしゃ』っていうのは、『守ってくれている人』っていう意味だよ。トマを守っているのは誰?」と言うと、意味は絶対分かっていないルカが、横から絶妙なタイミングで「ルカ!」と元気よく手を挙げました。すかさず、トマも «Et c’est Thomas qui protège Lucas!» (ルカを守ってるのはトマだよ!) 。毎日 les disputes (ケンカ) は絶えませんが、このまま仲良く育ってくれることを願います。



encore


encore:もう一度/おかわり(コンサートの後に言う「アンコール」はこれです)


la semaine dernière (先週)、富山の chez mes parents (実家) に帰って子ども達の七五三をしました。今年はトマが5歳、ルカが数え年で3歳になるので、2人揃って袴姿でお祝いです。侍戦隊シンケンジャー(*一昨年の戦隊ヒーロー。テレビがない我が家はレンタルDVDを見せているので、ヒーロー物は流行と多少ズレています…)に夢中のトマは、着物が大好き。なんでも son frère (兄) の真似をしたいルカも、にいにいと同じ la tenue (服装) ができて大喜び。衣装を借りてきた la veille (前日) から2人とも tout excité (大興奮) でした。当日は3日間降り続いた la pluie (雨) も朝からすっきり上がり、神社にはお日様が燦々と降り注ぎ、かなりの寒さではありましたが気持ちがよかったです。お祓いの後はお神酒。子ども達にとって、生まれて初めてのお酒です。トマは「うわ〜、辛いの??ちょびっとでいいよ」などと恐る恐るなめるた後、 «J’ai tout bu!» (全部飲んじゃったよ!) と tout fier (得意気) な様子。そしてルカはというと、グビッと飲み干し、なんと「おかわり。」母の晩酌が le lait maternel (母乳) ににじみ出てしまっているのでしょうか。やはり我が家の次男坊、ただものではありません。

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